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【XRP/Ripple関連まとめ】2020年4月 SBI決算説明会資料のポイント

2020年4月時点でのSBI HD決算資料説明会にて、XRP/Ripple関連で説明があった内容・関連事項を抽出してまとめます。日々流れが早いので、4半期の中期トレンドを把握することで、XRP/Rippleを見守ります。

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三井住友との提携(サプライズ)

決算発表前にSMVCとの戦略提携がアナウンスされ衝撃を受けた。ついにメガバンクが第4の(地銀集積)メガバンクと提携することになるとは!と思い、発表で説明あり。

SMBCと提携するので、三菱やみずほはどう出てくるのかが実物。三番目に書いてあるが、これも驚愕。住信SBIネット銀行がIPOを模索している

「経常利益」で180億円近くを叩き出す様になりそうだ。

後述するが、住信SBIネット銀行はPayPay,LINE PAYと接続しており、チャージ金額が4倍増化中。

SBI R3 Japanの方にも資金が注入されたので、Croda上の決済でXRP利用にも一歩近くか期待大。

金融コングロマリッドSBIとメガバンクの提携で今後金融界がどうなるのか。高齢に強いメガバンク、スマホを早々に取り込むSBI、強固に提携し、XRPを推進して貰いたい。

双方の相互乗り換えで需要が増加しそう。

ファンドも協業する様です。SMBCもVCを持っているが、超レイトステージの投資がメインだったはずなので、アーリーから投資するSBIとの提携は相性も良さそう。双方の金で出資先をスケールして貰いたい。

SBIグループの連携

グループ内の企業を全てにXRPを張り巡らせ始めている段階だろう。まだまだSBI内でできることを全て完了していないので、着実に推進して貰いたい。

SBI証券に講座を作ったら、SBIVCからも口座開設を一緒にどうですか?とリコメンドが来たので、相互クロスセルでXRPユーザーの獲得、需給創造に期待。

株主にXRP贈呈、モーニングスターの躍進

株主優待でXRP配布する旨が資料P.8にもあり、SBI株主はかなりXRPを意識せざる得ない流れ。加えてモーニングスターもXRPを配布実施。XRPが自ずとユーザーが増えていく。

ファクトとしては、

・(下記)SBI証券の500万口座から、SBIVC口座開設を推薦し口座開設
・株主13万人へのXRP付与で認知
・(他社取引所のLINE, CC,BB,DMM,Binance..)がマーケをしXRPの認知が拡大していく。

マネータップの住信SBIネット銀行からPayPay向けチャージ金額が4倍に

Moneytapは地銀35行から出資、愛媛銀行でMoneyTapが実装、など、地銀での推進を加速中。これにSMBCも何加わるだろうが、まずは地銀で小さく始めている段階だろう。

北尾「(地銀へのMoneyTap実装に関して)開発負担を某社にしてもらうことで地方銀行に接続をして、次々増やしていく地銀にとってはやらない手はない。(動画1:3611頃

MoneytapはPaypay LINEPayと結びき、個々の銀行接続の開発費は不要。既存インフラを通さないので、コスト効率が上がる↓

コンシューマー利用だけでなく、B2Bの裏側でMoneyTap(Ripple技術)が走り始めている(Runs on ripple!)、課題はSBI住信ネット銀行のユーザー数拡大あたりだろう。ただ、IPOして資金潤沢になると、またゲームのシナリオが変わってくる。着々と陣営を拡大中と言ったところか。ポジティブに見守りたい。

2020年5月の改正資金決済法以降の事業拡大

改正金商法施行でこれからがヨーイドンのフェーズに入った。各社足並みを見ながらTVCMやWEB広告などを検討中だろう。あとはうわブレるニュースを待つばかり。地盤は整いつつある。

規制当局が(公取:独禁法違反で)異業種参入の後押し

既得権益状態だった、国内の銀行送金手数料独占状況に風穴が空きつつある。

上記4月の決算説明会での説明の後、実際に首相が指示を出すなど本格化が進見出した。

安倍晋三首相は16日の未来投資会議で、銀行が別の銀行へ送金する際に支払う「銀行間手数料」の引き下げに向け、具体的な検討を進めるよう麻生太郎金融担当相に指示した。この手数料はスマートフォンなどを使うキャッシュレス決済で事業者らに事実上転嫁されており、負担を減らして利用拡大につなげる。(共同通信)

キャッシュレス決済を普及させるためには銀行の間を結ぶ、送金のネットワークの仕組みや手数料を見直すべきだという指摘を踏まえ、金融庁と銀行業界が手数料の引き下げに向け検討

銀行で振込をする際の手数料などの値下げにつながる可能性もあり。銀行間の送金は「全銀システム」というネットワークを通じて行われ利用する際は手数料がかかる。

キャッシュレス決済でのお金のやり取りも銀行と契約してシステムを利用する必要があります。しかし公正取引委員会は手数料は40年以上、引き下げられず、キャッシュレス決済の普及を妨げるおそれがあると指摘し、16日政府の未来投資会議では安倍総理大臣が手数料の引き下げに向けて検討するよう指示しました。(NHK WEB

SBI 海外連携も推進中

暗号資産も規制が整ったらスワップ市場創設も準備をしていく必要あり。シンガポール、ドイツの有力企業も含めてプロジェクトを推進中。(1:46:00頃

SBI HDは今期売上高過去最高を記録

決算結果として、収益は創業来の過去最高を更新している。当期純利益に関しては積極投資中なので33%減と昨対比で減少しているが収益構造には問題がなさそう。

売上高利益をグラフにして確認してみても、右肩上がりで配当も増加中株主に優しい会社。

株式分析に関してはこちらに記載しました。

金融インフラの技術ストラクチャー

AWS でのSBI金融クラウドに、(中央左)マネータップやATMがAPI 経由で接続するシステムアーキテクト。地銀への金融基幹システムのスマホでのインターフェースは既存システム利用料の高いCAFISではなく、マネータップが前提になる日も近い。

CAFISもヤバイと知ってか手数料引き下げのニュースもあり)

NTTデータは、決済総合プラットフォーム「CAFIS」において、2020年10月から新しい料金の提供を開始する。クレジットカードの少額決済での手数料を引き下げるほか、QRコード決済へのチャージなども引き下げる。近年、QRコード決済などの決済手段の利用が増え、キャッシュレス決済は数百円レベルの少額決済まで広がっている。そのため、CAFISサービスの料金(CAFIS処理料)の一部についても見直しを図る。(Impress Watch
 「キャッシュレスでの少額決済が増えていくなかで(CAFISの料金見直しは)半公共的機関の宿命だろう」。メガバンクグループ系の大手カード会社の関係者はNTTデータの発表を見て、こう漏らした。(日経X tech)

これでRipleNetも拡大か、手数料コストが減る分だけ利益になるから事業者側としては手数料が減るだけでも大きな収益改善につながる。

ATMの決済ネットワークにもマネータップ

銀行はリストラが加速しており、ATMもその対象の1つ。一方、ATMEハ必ずしも全ては無くならず、セブン銀行の様なコンビニに設置しているATMには需要があるだろう。

そういう状況下でのATM開発、保守メンテナンスは開発コストでしかない。そこをMoneyTapの決済ネットワークを提供し、コストダウンを図るというもの。マネータップ、改めて破壊的な技術かもしれん。。

ZHDとの提携

XRPのマーケをYahooでやろうよ。まぁじきはじまるかな。

Yahoo JAPAN ID

YJ IDでログインしてシームレスな証券取引に対応。SBI証券で株式投資に関心ある層へXRPを優待していくことで、SBIVC、XRPにも関心がもたれて需要が増加していく流れ。GO!

まとめ**

SBIは総じて順調に右肩上がりなのが見て取れる。フィンテック中心に成長する企業。余った利益はフィンテックベンチャー、バイオ創薬他に出資し、どこかが当たれば、そこに注力していく戦略。それはRIpple/XRPであって欲しい!希望大。

一方で事業戦略としては、R 3やリップルその他 FinTech ベンチャーに出資をしておき、どこが成功しても結果として SBIが勝利する方式なのでどこが来ても負けなし。極論はどこでも良いという最強の貼り方。勿論全ての出資先に成功して欲しいはず。

今回のサプライズ、SMBCと提携で、Ripple関連の直接的関与には触れられてないが、ブロックチェーンベンチャー、AI投資で連携もあるので間接的には関与の可能性は否定できない。頼むよ。

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私の投資スタンスはこちらに記載してありますのでご参考にしていただければ幸いです。

参考資料









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