見出し画像

BASE 4477 の時価総額が約4倍と伸張中

TV CMでもおなじみBASE株式会社の時価総額が、ここ3ヶ月で4倍と続伸中!財務状況のウォッチと、経営状況を記載します。EC、クラウド、金融事業、原価無しビジネス、と利益率が高く、金融にも絡むためとても魅力的に見える。現在のTVCM、投資をどこで利益として回収するかに注目。

BASE株式会社の事業内容

「Payment to the People, Power to the People.」をミッションとして掲げ、当社、連結子会社であるPAY株式会社及びBASE BANK株式会社の計3社で構成されており、Eコマースプラットフォーム、オンライン決済サービス及び資金調達サービス等の事業を営む。「BASE」を通じて、個人及びSMB層(Small and Medium Business)をエンパワーメントすることに、また、「PAY.JP」を通じて、スタートアップ企業を支援することに注力しております。

①BASE事業:Eコマースプラットフォーム「BASE」を提供**

「BASE」は、ネットショップ作成サービス及び当該サービスによって開設されたショップの商品が購入できるショッピングアプリ等を提供するEコマースプラットフォームであり、ものづくりを行う個人にとどまらず、ビジネスを展開する法人、地方自治体をはじめとする行政機関にもご利用頂いているサービスです。

②PAY事業:クレジットカード決済によるオンライン決済サービス「PAY.JP」及びID決済サービス「PAY ID」

「PAY.JP」は、Webサービスやネットショップ(「BASE」により作成されたネットショップを除く)にクレジットカード決済を簡単に導入できるオンライン決済サービスです。

③その他事業:「YELL BANK」

連結子会社であるBASE BANK株式会社では、「BASE」を利用するショップオーナーに対して事業資金を提供する、資金調達サービス「YELL BANK」。

「YELL BANK」は、「BASE」のショップデータを活用することで、BASEショップの将来の売上を予測し、当該予測に基づき将来債権を買い取ることによりショップオーナーに事業資金を提供する資金調達サービスでありBASEショップのさらなる成長をサポートいたします。

BASEの業績ファクト

・利益は出ていない(出していない感)
・売上は順調
・BASE事業が好調・積極投資中
・株価うなぎ上りで時価総額も右肩上がり

上記を見ると相当市場からは期待されており、積極投資が功を奏している状況。株価上昇に伴う時価総額上昇で、今後の成長が楽しみ。

BASEの今後

おそらく今後は時価総額を利用した積極的なM&A、新規事業、海外展開など目論んでくるはず。

その気持ちはわかるが、BASEを盤石にし、絶対的な地位を築くことが望まれる。そのための積極投資なので、誘惑に負けずに本業特化して欲しい。

BASEを軸に、決済、金融事業のエコシステムはとても良いビジネスモデルなので、ECを軸にした周辺サービスの拡充、暗号通貨での購入、XRP他ブラウザ決済など、Amazon,楽天にはできない方向性に舵を切って欲しい。

Amazonではブランディングしにくい、安売りされる、チャイナ商品と並ぶ、などの理由から、ハイブランドが撤退気味の傾向にあり、ハイブランドが、D2C化しつつあるため中小はもちろんのことスモールハイブランドにも勝機あり。コロナの影響もあり、中小のデジタルEC化は勝機。

Shopifyとガチンコ?があり得るので、Facebookショップとの連携、サプライチェーンパートナーの拡充とBASEにできそうなことはまだまだあるので、Store.jpをブッチギル圧倒的No,1の方向性が模索されたい。

以下余談

BASE違いだけど美味しかったのでシェア

ITプラットフォーム、EC、クラウドビジネスを語る際に尾原さんの本はオススメ。コロナ後の世界観はまさにアフターデジタル。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?