ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたのか 第50章
落合の監督としての素質を見抜いていたのは川上哲治だった
野球雑誌の『Number』が落合を取り上げていたので、購入してしまった。
皮肉なことに、落合が中日の監督を退任して以降、年々落合への世間の評価は上がり続けている。
誰が中日の監督やコーチになっても、落合の成績に近づくことすらできないからだ。
今回、『Number』を読んで、私が強く印象に残ったのは、『異能の解説者はなにを観たか。』という章だ。
なぜなら、落合が現役引退後、監督になるまでの間に解説者として活動していた