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夫婦揃ってADHD?

いよいよ夏が近づいて暑いですね💦
皆さんは今年の夏をどう過ごしますか?
さて、今回は大人の発達障害のお話をしたいと思います。
発達障害というのは、ADHD(注意欠如・多動性障害)・ASD(自閉スペクトラム症)・SLD(限局性学習障害)の3つのことをいいます。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。↓

◯20歳で知った自分の特徴

私はADHDとASDの傾向があると診断されたことがあります。どちらかと言うとADHDの方が強いそうです。今から6年ほど前に、最初に就職した会社を数ヶ月で辞めたあと診断されました。

最初は「この先の人生どうしよう」と思って悩みましたし落ち込みました。

後日、病院の先生に診断がショックだったことを伝えました。
すると先生は「白か黒かで考えるのではなくて、あくまで傾向、そういった性格的な特徴があると思ってくださいね。今自分の特徴を知ることができたのはとっても良いことだと思いますよ。」と言ってくださったのでした。

◯妻との出会い

それから6年が経ち、できないと思った結婚もできました。
妻と付き合って間もない頃は、妻のことを天使だと思っていました。静かで純粋でとっても優しかったです。(初々しいw)
しかし結婚して一緒に住むようになると、徐々に妻の本性が現れました。w
まず妻は、これまで出会った人で最もひどい"遅刻魔"です。そして、期限なども平気で忘れます。部屋も片付けられません。
一方私も、物をぶつけたり落としたり、お菓子の袋はいつまで経っても開けられないし、妻と同じで片付けられません。
あんなに天使と思った妻も、もしかしたら発達障害かも?と思っています。

◯今の結婚生活

今年で結婚生活3年目を迎えます。初めは些細なことで衝突を繰り返しました。
韓国人である妻は、日本とは違って察する文化ではないです。そのため全て不満は口にしてきました。そうしてお互い直せるところは直して生活しています。

◯結婚して思うこと

発達障害の夫と発達障害疑いの妻な訳ですが、お互い似ているところがあるため、意外にも相性はいいです。
一緒に住んでわかったことですが、妻はちょっと変わっていますが面白い性格で飽きません。
妻は流行の口癖があり、気に入った言葉はずっと言っています。(かわいいw)
出会った頃は静かな天使だと思いましたが、今はお茶目なお姫様です。今の妻が本当の妻であり、本当の妻の方が魅力的だと思っています。
妻も、最初私のことは「静かで優しい」印象だったようですが、今は「すぐ怒るけど愛嬌のある子犬」なのだそうで、愛してもらっています。

◯もっと理解し合える世の中に

初めは「ありえない」と思った妻の短所も、今は少しずつ理解出来るようになっています。
長所の副作用なのだと思います。
それは誰でもあることで、特別なことではないと思います。
最近は「ADHD」や「HSP」などと、レッテル張りをしたり名前をつけたりすることが多いですが、全て白黒で区別出来る物ではないし、誰もが少しは持っている特徴です。
私たちも、世の中も、もっと相手を尊重しフォローし合う気持ちで溢れてほしいなと思います。

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