見出し画像

特技が欲しくて、タイピングをしてみる

趣味や特技って、本当に難しいですよね。

どこから趣味と言っていいのか、どのレベルから特技と言えるのかって、自己申告の判定だからこそ、逆に言い切るのが難しくなっているものだと思っています。



ただ趣味は、まだマシだと思うんですね。趣味は好きであれば、とりあえず成立しますから。問題は特技なんですよ。特技って、相手にある程度すごいって言ってもらわないと、特技にならないじゃないですか。特別な技と書いて「特技」ですからね。

そう考えたときに、特技と呼べるものが、なかなか思いつかないんですよ。どれも、趣味の域を出ないものばっかりなんです。


僕の頭の中のアキネイターもこの表情


例えば、僕はバンドをやってたので、ベースやギターをちょっとばかり弾けはするんですけど、特技と言えるほどかと言われると、別にそうでもないんです。今の僕なんて、全然そこら辺の高校生軽音楽部にぼろ負けするレベルですし。

他にもプログラムとかできますけど、特技という程使いこなせてはいませんし、ぷよぷよとかも人よりうまい方だとは思うんですけど、特技という程うまくもない。そう考えると、胸を張って「特技です」と言えるものが、なかなか出てこないんですよね。


いらすとやにあった、おそらく「裏垢特定が特技の人が、部長のネカマ垢を見つけた時」のイラスト


厄介なのが、それまで気になったこともなかったのに、思いつくとなんかほしくなってくるところでございます。僕も、特技と言えるものが何かしらほしくて仕方なくなってくるんですね。

自分の趣味から考えてみても、他でいえばお笑いくらいのものですよ。特技:お笑いなんて書いて、こんなnote発信してたらもう終わりじゃないですか。多分、俺の3親等くらいまで火あぶりでしょ。

趣味から特技を見つけることはできない、となると残るは、これまで言われてきた言葉ですよ。周りから「すごい」と言われたところの中にヒントがあるはず。


「ケツでかいなぁ!」

違う。


「ようそんな服着て外歩けるなぁ!」

違う。


「みんな二次会行くけど、お前終電やんな?お疲れ。」

違う。


消えたくなる思い出の引き出しを、片っ端から開けまくっていると、一つの希望が出てきたんですよ。


「なんでやらへんねん!甘えんな!仕事やれや!!」

違う。


「調子乗んなよ!責任とれるんか!!!」

違う。


「お前、タイピングだけは早いなw」

違…あっ…!




タイピング…!!!




そうなんですよ、どうやら僕タイピングが早いみたいなんですね。それでいくと、このタイピングの速さって特技になるんやないかと思ったんですよ。

早速調べていると、こんなサイトを見つけました。


タイピンガーZのトップページ




こちら、タイピング練習をRPG形式でできるという、WEBブラウザーゲームの、タイピンガーZというサイトでございます。タイピングする文字が敵の上に表示されまして、文字を打つごとに敵にダメージを与えられて、その速さでレベルが上がっていくといったそういう形のゲームなんですね。


戦闘画面



そして戦闘が終わると、タイピングの正確性や速さからランク評価がされるといったそういう内容なんですね。


結果表示画面



とりあえずこのゲームをいったん全クリしてみて、このタイピンガーランクですごいランクを出せば、僕がタイピングが早いってことが証明できるんじゃないかと思ったんですよ。

とりあえずやっているとSランク、その上のZランクくら今ではいけそうな感じ。タイピングをやっているうちに僕の指もいい感じにあったまってくるわけです。

文章も次第に長くなっていき、文字も連続で打ちやすくもなってまいります。たまに休憩をはさみながら、タイピングゲームをすること30分。

ついに…



ラスボス後の結果画面



タイピンガーランクZ2でございます。




実際どこまでタイピンガーランクがあるのかはわかりませんが、一般的に見てもかなり早い部類になっているんじゃないでしょうか。

見ると、ランク別のコメントみたいなものもこのサイトには載ってるんですね。一番下のHランクから順に、このランクはどういった速さなのかが書かれています。


H~Sランク


見るとSランクの時点で「職場でも早いといわれるレベル」とのこと。

Z2がすっと出たということはですよ…

これは特技として、誇っても…


S~Z3ランク



速過ぎて、周囲からひかれるレベル…?


僕のタイピングの速さ…気持ち悪いんだ…






今回の結果から、人と比べて僕はタイピングがかなり早いということがわかりました。しかもその速さは、職場で早いといわれてるレベルより、もうふたまわりくらい早くて、競技タイピングでの初心者くらいの数値ということも分かりました。そして、それが一般的に気持ち悪いレベルであるということも、わかりました。


すなわち。

ガチの競技タイピングの人からすると遅く、
普通の人からするとキモい速さ、
ということでございます。


一番都合が悪い位置にある僕のタイピングは、まだまだ特技欄に登場することはなさそうでございます。



この記事が参加している募集

スキしてみて

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?