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「SNSを利用してもっと多くの人に来てもらう」寺崎亮子さんインタビュー記事(スーパーマーケット玉木屋)

2023年現在、創業から103年目を迎える「スーパーマーケット玉木屋」は宮古市になくてはならない存在。お惣菜の美味しさと、お客様従業員問わず意見の通りやすい環境が魅力の小規模スーパーです。
年配のお客様が多い中でもSNSを始めた店長の寺崎亮子さん。始めた経緯などについて聞きました。

――玉木屋さんの名前を入れてインターネットで検索すると目立つところに玉木屋さんのSNSのアカウントが出てきて、積極的に活動されていると感じます。SNSを始めたきっかけは何だったのですか?
SNSを始める前から新聞に折り込みチラシを入れていますが、新聞の購読者数が減ってきていて、新聞を購読していない方や若い人にも情報が届くといいなと思い始めました。最初はInstagramだけでしたが、その後にX(旧Twitter)も始めました。若い人に届けるという意味で、今はトクバイというアプリにも登録しています。

――ホームページより先にSNSを始めたきっかけは何ですか?
ホームページは、業者の方に作ってもらわなければならないのでお金がかかるというイメージでした。その一方でSNSは無料なので気軽に始められました。

――SNSをやってみて効果は得られましたか?
得られましたね。例えば、一時的にXが開けなくなってしまった時があって、投稿していなかったら、「最近更新していないのね」とお客様に言われて、見てくれている人はいるのだと感じました。また、継続していくにつれてInstagramのストーリーズを見てくれる人の数も増えてきていると感じています。

――玉木屋さんのお客さんは年配の方が多いようですが、若者向けにSNSを始める事によって効果が出ると思っていましたか?
効果が出ると思っていました。年配のお客様も多いですが、スーパーなので主婦層のお客様も多く、そのような方に知ってもらえるという効果があると考えています。また、これからLINEを始めようとしているのですが、LINEだったらやっているという高齢者の方も多いので、効果が出ることを期待しています。

――SNSと同様に独自のアプリを導入する店もありますが、玉木屋さんでは導入する予定はありますか?
今現在取り組んでいて、ポイントカードやLINEと連携しようとしています。

玉木屋のSNS

個人店ではSNSを行っていない店も多い一方で、新しいものを積極的に導入されている姿を見て、すごく先進的だと感じました。ありがとうございました。

玉木屋さんのInstagramはこちら
玉木屋さんのXはこちら

取材・記事執筆:笹野弘行
取材日:9月11日


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