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2020年6月の記事一覧

【読書】2025年、人は「買い物」をしなくなる

【読書】2025年、人は「買い物」をしなくなる



買物をしなくなる…ではなく,従来の買い物をしなくなるが正しい表現。
びっくりするような真新しい内容はないのだが,ネットに関わっていたら日常何となく感じていることを上手にまとめてある本という感想。

今のネットアクティブは「ぐぐる」ことさえもしなくなる,その原因は…。
Googleが表示するデータが多くて,そこから探すのさえ面倒というわけだ。
そして,自分の指示する人がお勧めする物を買う。ある意

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【読書】熱源

【読書】熱源



日本が歴史の中で一番輝いていたのは,日露戦争あたりではないかと思っている。
まあ司馬遼太郎の影響なのだが(笑)
あの敵前大回頭の秘策で世界一のバルチック艦隊をぶち破ったあたりだ。
この辺りは,司馬遼の「坂の上の雲」もだが,吉村昭の「ポーツマスの旗」がより詳しい。

この時期を外すと,戦後の復興期ホンダやソニーが頑張っていたころが輝いていたと思われる。
今は…(涙)

この本は私が好きな日露戦争

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【読書】女帝 小池百合子

【読書】女帝 小池百合子

この本を読むまでは,ここまでとは思っていなかった。
しかし読みながら不思議と怒りとかは湧き上がってこずに,「哀れさ」のみ感じるようになった。
もちろん,その哀れな人に指揮を取られている東京都は悲惨である。
まあ自分たちで選んだのだから,それはそれで仕方ないし,甘んじて小池都政を満喫して欲しい(笑)

幼年時代から高校までは,半グレ的政治ゴロな親父に振り回される。
しかも彼女の目の下には,母斑があり

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【読書】寄り添うツイッター

【読書】寄り添うツイッター



実を言うと私は,ある企業でtwitterの中の人をしている。それ専属というわけではないが,俗にいう「アクティブサポート」に関しては,twitterが出来たのが2008年らしいので,多分2010年頃からやっている。(といっても10年か…)

個人のアカウントもちょぼちょぼやってはいたが,ある時あるネタで盛り上がってしまい,5万リツイートという素人では考えられない金字塔を立ち上げた事もある(笑)。

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