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ユニクロの店舗デザインに隠された秘密

insomniaです。
前回の記事では、“UNIQLO(ユニクロ)”という名前が何の略称であるか?をテーマとして取り上げました。

簡単におさらいすれば、ユニクロの正式名称は
ユニーク・クロージング・ウェアハウス(unique clothing warehouse)」である!と説明した上で、ユニーク・クロージングは理解できたけど、“ウェアハウス(倉庫)”の要素無さすぎじゃない?という話をしておりました。

しかし、ユニクロにはたしかに“ウェアハウス(倉庫)”の要素があったんです。それもデカデカと!

前回の最後にお話ししたとおり、ヒントは…地方の路面店です。

ユニクロの倉庫(ウェアハウス)要素、地方の路面店にあり!


ユニクロの路面店には、共通するとある特徴的な形がありました。
若い人のユニクロの印象は「UNIQLO TOKYO」のようなモダンな雰囲気の店舗や商業施設のなかに入っているユニクロのイメージが強いかもしれません。

UNIQLO TOKYO マロニエゲート銀座

もはや、近未来を思わせる店舗といっても過言ではありませんよね。
ただ!少し前まで地方の路面店はおおよそ同じような形をしていたことを覚えている方はいませんか…。(いてくれ…頼む…)
それが“ウェアハウス(倉庫)”の正体です。

ウェアハウスの名残?!ユニクロの『三角屋根』

ユニクロ姪浜2 wikipediaより一部改変

ユニクロの地方路面店の共通したとある特徴的な形とは、
この「レンガ造りの三角屋根」です。

現在は建て替えや移転などが進み、都会的に洗練されたデザインの店舗が増加しましたが、ユニクロの初期の店舗はこのような三角屋根とレンガ造りがほとんどでした。
地方の路面店には、まだこのような形の店舗が現存しています。

もう、おわかりですよね?

この形こそがウェアハウス(倉庫)ではないでしょうか。
三角屋根にレンガといういかにも倉庫らしい面構え。

倉庫つながりで想像しやすいのは、赤レンガ倉庫でしょう。

横浜赤レンガ倉庫2号館 wikipediaより一部改変

レンガ造りという特徴と、屋根の形はどことなく似ています。
ユニクロの初期店舗も倉庫といえば、これ!というイメージに寄せて作られたのではないでしょうか。
なにせ、ユニクロの正式名称は「ユニーク・クロージング・ウェアハウス(unique clothing warehouse)」なのですからね。

こぼれ話

お時間ある方向けのこぼれ話。
「ユニクロ以外にもこの三角屋根の店を見たことがある!」という方もいるのではないでしょうか。

でも、そのお店、実はユニクロ店舗の居抜きだったりしませんか?
調べてみると、昔ユニクロのお店だった建物をそのまま利用しているだけの場合が結構あります。

かなりの余談でした。


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