【地域と関わり、高校生が自分の好きなことを見つけた8月の活動】丸岡高校地域協働コーディネーター マガジン Vol.1 - InsideBEAU
高校生と地域の協働の重要性や地域協働コーディネーターが高校や高校生、地域にもたらす価値について発信し、地域協働コーディネーターの取り組みや丸岡高校の取り組みについて知ってもらうために、毎月1つ記事を書いていくことにしました。
自己紹介
はじめまして!一般社団法人BEAU、丸岡高校地域協働コーディネーターの東夕夏です。今年の4月に一般社団法人BEAUに新卒で入社し、丸岡高校地域協働コーディネーターの業務を担当しています。
地域協働コーディネーターの活動内容や、丸岡高校の取り組みを発信していきます!丸岡高校や地域協働コーディネーターについての詳しい紹介は、
下記の記事をご覧ください!
8月の活動(一部のみ掲載)
・イベント「探究コラボマルシェ」にて「そばッキー」を販売
・コーディネーターとして初めての企画「企業訪問ツアー」
・三田国際学園中学校修学旅行「まち歩きプラン」を作成
・「まちづくりカレッジ」に参加
地域協働部1年生が、8月10日(土)にラブリーパートナーLpaで開催された「探究コラボマルシェ」にて、「そばッキー」を販売しました!
丸岡産のそば粉を使ったクッキーに、チョコチップやアーモンドをトッピングし、大人からこどもまで食べやすい「そばッキー」を作り販売しました。
1年生は、イベントでブースを出すことが初めてだったので、準備から当日までなるべく一緒に活動して、企画運営のサポートをするようにしていました。
お客さんとの関わり方や、それぞれが自分の役割をしっかり果たせているかどうかを気にかけながら、声をかけるようにしました。自分で作った「そばッキー」をお客さんに食べていただき、目の前でお客さんからの反応が返ってくる経験は、高校生の「楽しい」「嬉しい」「もっとやってみたい」というモチベーションに繋がると感じました。
コーディネーターとして初めての企画「企業訪問ツアー」で、丸岡高校の高校生が「松川レピヤン」を訪問しました!
高校生に、もっと楽しく福井のことを知ってもらうために、コーディネーターとして「企業訪問ツアー」を企画しました。
この企画は、地元すぎて逆に高校生が気付いていないこと、知らなかったことを知ってもっと福井を好きになってほしい!もっとたくさんの人に出会ってほしい!という想いがきっかけで生まれました。
今回は、福井の織物屋さん「松川レピヤン」の皆様にご協力いただき、衣類や帽子などに付いている、会社名やブランド名などをデザイン化したタグ「織ネーム」が出来るまでの流れを、工場見学をしながら学びました。
実際に、不備がある織ネームを仕分ける作業の体験、完成した織ネームの袋詰め体験をさせていただきました。
話を聞くだけではなく、高校生が自分で体験をしながら、福井の伝統や産業について楽しく学ぶことができました。
最後に、リボンを使った缶バッジ作りを体験をさせていただき、「楽しく福井を知る」という目的にぴったりなステキな時間となりました!
三田国際学園中学校の生徒が修学旅行で坂井市を訪れるため、地域協働部が「まち歩きプラン」を作成しました!
丸岡高校では、2022年から一般社団法人DMOさかい観光局が受け入れ窓口となり、三田国際学園中学校の修学旅行の受け入れをおこなっています。
今年は、地域協働部の1年生が丸岡の町を紹介しながら、三田国際学園中学校の中学生と一緒にまち歩きをすることになりました。
丸岡城を出発し、どのルートを歩くと中学生の学びに繋がるか、中学生とどのような交流をすると良いかを考えながら、「まち歩きプラン」を作成しました。
コーディネーターとして、「まち歩きプラン」作成の打ち合わせや三田国際学園中学校の生徒との打ち合わせをサポートしました。「まち歩きプラン」完成までの進め方や要点を伝えて、できる限り高校生の力で作成してもらうように気を付けました。
助言が多すぎれば、高校生のアイディアがなくなってしまうし、助言が少なければ、当日上手くいかなくなってしまいます。
丁度良く、高校生に手を貸すことが難しかったです。
今回の活動を通して、私も高校生との関わり方を学ぶ機会になりました。
コーディネーターとして、坂井市役所が企画する「まちづくりカレッジ」に参加しました!
「まちづくりカレッジ」とは、自分の住む地域をより楽しく、暮らしやすい地域にしていくために、地域の様々な課題を分析しながら、身近な人たちがつながり、助け合える関係づくりについて考えていく講座です。コーディネーターとして、2名の丸岡高校生と一緒に、第8期「まちづくりカレッジ」に参加しています。
「まちづくりカレッジ」の詳しい内容は下記リンクから!
「まちづくりカレッジ」では、まちづくり協議会、地域ボランティア団体、 高校生、大学生など、様々な方と交流、意見交換をすることができます。「まちづくりカレッジ」での出会いが、高校生の探究学習に繋がることもあります。コーディネーターとしては、高校生のサポートはもちろん、私自身も「まちづくりカレッジ」に受講生として参加し、坂井市の課題や坂井市の良さを学んでいます。
「まちづくりカレッジ」で学んだことが、高校生の探究学習をサポートする際に役立つこともあります。また、「まちづくりカレッジ」に参加している地域の方々と積極的に交流し、関わりをつくるようにしています。
高校生に、自分の持つ才能や好きなことを見つけてもらうためには?
普段、高校生と話をしていると、「好きなことややりたいことが分からない」と言われることがあります。
自分の持っている才能や自分の好きなことを見つけてもらうために、高校生に、学校の外に出て、様々な経験をしてみよう!と伝えています。
学校の先生以外の大人と関わったり、別の学校の友達をつくることで、自分の世界も広がっていくと思います。
「探究コラボマルシェ」は、1年生にとって自分の才能や好きを見つけるきっかけになったと感じます。ブースの準備から当日の運営までを通して、人と交流することが好きだと気づいたり、子どもと接することが上手いと気づいたり、人と話すのは苦手だけれどクッキーを作ることは好きだと気づいたり。それぞれが自分の好きを見つけ、見つけた好きが次の活動や将来に繋がっていくと思います。
様々な活動をしていくと、「これが好きだな!」「これが得意だったんだ!」と気づく瞬間が必ずあると思います。
高校生が、どのタイミングでいつ自分の才能や好きなことに気づくかは分からないですが、コーディネーターとして気づくきっかけをたくさん作っていきたいと思います。
そして、それに気づけるように、高校生の背中を押したり、一緒に活動したりしながらサポートをしていきたいと思っています!
◾️おすすめ記事
あなたもBEAUのパートナーとして、地域の教育格差や日本の教育の未来に一緒に取り組んでいきませんか?