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マイ、セーフティーゾーン

「安心してしゃべりたい」
夜、ふとんに潜り込みながらふと思った。日常生活で緊張と不安が金魚のフンみたいについて回る。振り落とそうとしても、多分わたしのやり方が下手くそなのだろうけど、余計にしつこく纏わりついてきて身動きが取れない。

このひと本当はわたしのこと嫌いなんじゃない?
ウラではすごい馬鹿にされてるのかも。
あれ、なんか気に障ることしたかな…

こんなふうに人の顔色を伺って、反省して緊張して、また反省…。これの繰り返しだ。出会ってから気軽に話せるようになるまでに数年は要する。

(いつもわたしののべつ幕なしの喋りに付き合ってくれる数少ない皆様に、ここで改めてお礼を申し上げる)

こんなことでいいんだろうか。いや、いいわけはないのだけど。

ああ、安心して人と接したい。街中で後ろを歩いているカップルが仲睦まじく笑いあっているだけで「わたしが笑われてる」と思うのもやめたい。緊張しないで生活したい。肩凝りがしんどい。

そんなことを考えていたら、自分が文章を書くことが好きな理由がまたひとつわかった。わたしにとって文章を書くということは完全なる内省であり、誰の顔色を伺うこともなくただただ言葉を紡ぐことができるのだ。文章を書くということは、わたしの数少ない「肩の力を抜いていい場所」なのだと思う。

問題点があるとすれば、長いことパソコンと向かい合っているとすごく目がしばしばするし首肩が疲れるということ。


………結局、肩こりはしんどいのだ。


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