見出し画像

人生は自己申告 No.431

===========
2022年3月8日 「DAYONE日記」No.431
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://note.com/104007rm/n/nbb31358271e4
===========

昨日は朝から嬉しい報告がありました。
それは、上司の息子さんが大学受験で無事に合格されたというお知らせです。それも志望校に。

上司は本当に嬉しそうに語ってくれました。本当に心底から喜んで、ホッとされているのだと思います。それは、何を隠そう、上司の息子が浪人生だったからです。

去年の同じ時期に大学受験に失敗し浪人をするという話を聞いてから、はや1年。無事に合格されたので、本当に良かったです。

息子さんは、本当にこの1年間自分から逃げずに戦い抜いた結果です。その苦しみや葛藤は、私もよくわかります。

私も何度もブログで書いていますが、同じく浪人を経験しています。でも、上司の息子さんは現役からきちんと勉強されてご縁がなかったのとは違って、私は、そもそも学生時代に全く勉強せずだったので、成るべくしてなった人です(笑)

でも、同じ浪人を経験した者ではおります。
そして、この浪人は、誰にでも経験できることではないのです。この挫折からの挽回した経験が必ず後に生きてくると思っています。

いや、むしろ、私はそのように解釈しています。
浪人は、一般的にネガティブな印象があります。それは、挫折したというイメージがあるからです。

でも、私は、今も絶対肯定です。
むしろ、浪人したから今があると思っています。

私の場合、本当に学生時代は、勉強してこなかったので、浪人して当然です。それでも、挫折した感覚はありましたし、何より社会に属していない感覚を不安に感じていたのです。

その不安が糧になって自分を後押ししたと思いますが、自分なり取り組んだ結果、何とか合格することができたのです。

その時の経験として、偏差値40位の人間が、予備校に通い毎日コツコツ勉強すれば、1年間で偏差値65(当時のデータ)の大学に受かることができたのです。

「日々の積み重ねが大きな結果を生む」という言葉を体験できたのは、浪人したおかげだからです。

もっとも、この経験がなければ、絶対に今の自分は存在しないのです。どこかで、心が折れていたかも知れません…。

「人はやれば何とかなる」という前向きな体験だったようにも思えるのです。

それまでの自分は、「何をやってもできない」と思い込んでいました。高校の中間・期末テストは、常にほぼ赤点だったので(笑)

そんな自分でも、1年やれば少しは出来るようになったという自己肯定感を得ることもできたのです。

それが今も心の中にはあるように思えます。

それは、「人は頑張ればいつでも変われる」と信じているのです。

よく、社会人になって「もうこの歳だから」、「今更やっても」、「今から本気を出すのは恥ずかしい」というような言葉を聞いたりします。

自分でそう思い込んでいると、何も出来ないのです。行動できないのです。つまり、自分で自分を規定してしまっているのです。

でも、そこに「大器晩成」という言葉があれば、後年になって花が咲くという人生もあるのです。そして、実際に、そのように生きている方もいるのです。

結局、人生というのは、自分がどのように解釈するかだと思います。

1つの出来事でも、ネガティブに捉える人もあれば、ポジティブに捉える人がいます。

でも、大事な事は、ポジティブに解釈する。
だからこそ、そこからエネルギーや元気が湧いてくるのです。自分自身、前へ進もうという原動力になるのです。

例えば、自分にとって過去の嫌な出来事であっても、それをポジティブに解釈すれば、それが今の自分の一部になっていることに気づき、今の自分を肯定することができるのです。

逆に、ネガティブに解釈していると、今の自分を否定しかねないのです。

だから、大事な事はポジティブになれるように解釈するということです。

今の私の解釈として、自分は学生時代に全然勉強してこなかった。周りはやっていたのに。だから、その分を今頑張って勉強するという解釈を与えています。

これも、自分次第です。
どのように解釈してもいいのです。
それで自分がポジティブになれ、行動できるなら。

だから、どの解釈し意味づけするかです。
そんなことを考えていると、綾小路きみまろさんのある言葉が出てきました。

それは…

「しょせん幸せなんて、自己申告」

という言葉です。
これも解釈次第。

だから、人生も自己申告次第なのです。

話を戻すと、息子さんは無事に合格できてよかったです。これから楽しい大学生活が待っているはずです。そして、ぜひこの浪人という経験を良い解釈していただきたいと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?