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歴史から学ぶコミュニケーションのあり方 No.764

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2023年2月5日 「DAYONE日記」No.764
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

今月、
社内の読書会の課題図書が
「韓国併合〜大韓民国の成立から崩壊まで〜」
という本です。

学生時代に勉強した日本の歴史を頼りに
読もうとしましたが、ほぼ記憶に残っておらず
すぐに諦めてしまいました…

なので、
もう一度、朝鮮半島の植民地について
ウィキペディアで調べてから読もうと。

「韓国併合」は、
簡単に言うと、朝鮮半島の
権益をめぐって日露戦争後の1910年に
日本が大韓帝国を併合して
統治したというものです。

それが、第二次世界大戦が終了する
35年間も続いたそうです。

本来、「韓国併合」というのは
日本の立場から書かれた書物が多いそうですが
今回、韓国(大韓帝国)の立場で
書かれた書物になっています。

だから、正直なところ
人物や地理名などが難しく
全然頭に入って来ず…。かなり苦労しました。

でも、読み終えた結果として
日本の解釈と韓国の解釈が違うという事。

つまり、同じ事実であっても
それぞれの解釈や意味づけによって
考え方は大きく変わるという事を
痛感したのです。

そして、もう一つの気づき。

それは、今回の図書を読んで
ようやく韓国の方々の「反日」という事の
背景や理由も少しは理解できたかと。

これは、ある意味で
韓国人の方々たちの立場を
理解したできたからではないかと
思っています。

何か物事を考えるという行為は
まずは主観から始まるはずです。

そして、その主観を通じて
相手とコミュニケーションをする。

だから、場合によっては
議論になったり話が噛み合わないケースも
起こったりします。

主観で考えるのは
人間の本来の機能ですが
コミュニケーションになると
相手の主観もあるという事。

その他人との主観をどのように
折り合いをつけていくのか?

その手段が…
「相手の立場に立つ」という事ではないかと
再認識したのです。

できる限り、相手の立場を理解する。
理解できるように心がける。
理解しようとする姿勢を持つ、という事。

コミュニケーションにおいても
完全に相手の立場に立てないにしても
理解しようとする姿勢や思考を回すと
いう事がとても大事になるのです。

むしろ、
そうやって相手の立場を理解するからこそ
自分の主観的な考えや思考も
客観視する事ができるのではないかと
思います。

ある意味、
相手の立場を理解できるようになると
自分自身もニュートラルに見ることが
できるようになっいくのではないか?
と思えるのです。

当たり前の事かもしれませんが
相手のことを知るから相手の立場を理解できる。

本書では、
日本と韓国という国と国のレベル話では
ありましたが、それは個人にも言えるだと
思っています。

まさか、
この本を読んで
コミュニケーションの大切さを
学ぶと思っていませんでしたが…(笑)

でも、
大事なことだと痛感しています。

そして、
相手の立場に立てるように
心がけることを忘れず
日々のコミュニケーションに
取り組んでいきたいものです。

そうすることが、
コミュニケーション力の向上だけでなく
自分を客観的に見るという力も
養っていくことができると信じています。

やはり、
何でも学びに変え実践していく。

「我以外皆我師」の精神で
学びを生きる知恵に変えていきます。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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