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「人生は常に不測の事態がある」という自己認識が大事 No.400

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2022年2月5日 「DAYONE日記」No.400
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
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仕事柄、金利等に関わることが多いのですが、いや、むしろ本業ですが…(笑)

昨日のニュースで、長期金利である10年物国債利回りが6年ぶりに0.2%台となり、5年物の国債金利も脱マイナスとなったという記事を見たのです。

それを見ていると、ふと、6年前にマーケットでマイナス金利になった時のことを思い出したのです。

当時、私自身は、融資商品の企画・開発と金利デリバティブに関わる仕事をしていたので、マイナス金利の影響や対応に忙殺されることになったのです。

あの時は、本当に大変だったことを思い出したのです。

今まで経験したことのないマイナス金利、そして、金利がマイナスになるという発想がなかったことから、これから本当に世の中がどうなっていくのか、不安な時期でした。

会社の中でも「今後どうなるのか?その対応は?」という話もありましたが、誰も答えを持ち合わせていないのです。それくらい、日本全体として金利がマイナスになる想定していなかったのです。

でも、その後、国を挙げて様々な対応がなされたことで、貸出における契約書にも「マイナス金利になっても下限をゼロにする」という文言があり追加されるようになり、今では一般的になっています。

何か大きな経験や体験を受けて改善されていくのです。

そして、人生生きていれば、思いもよらないことが、起こるのです。それは、全く予想だにしないことが…。

私は経験していませんが、昔の日本の戦争もそうではないでしょうか?我々、国民からすれば、ある日突然戦争が始まったという感覚ではないでしょうか?

大きなこと、小さなこと、良いこと、悪いことを含めて、様々なことがあるのが、人生なんだと思えるのです。

「人間万事塞翁が馬」、「禍福糾える縄のごとし」という言葉の通り、人生には、様々なことがあるのです。

幸・不幸が折り重なって交互に訪れるのです。

そして、大切な事は、「人生はそんなものだ」という自己認識・心構えをもっておくことではないかと思います。

マイナス金利になった当時の私には、そんな認識や心構えはなく、物事を俯瞰することもできず、ただただ目の前のことに呆然としていただけです。

今、起こっていれば、もう少しは心穏やかに対応できたかもしれません。それは、分かりませんが…。

リスクに対してどれだけ備えても、それを超える不測の事態というのは起こるのです。まさに、コロナもそう一つではないかと思います。

でも、「長い人生、そんなこともある」という気持ちになって対応できるのか、そういう心構えを持てるかです。

たまたま、今回の長期金利が上昇しているのを見て、6年前のことを思い出したのですが、結局、あの当時も大変で右往左往してもがきながら、何とか乗り越えてきているのです。だから、今があり、今の自分があるのです。

結局、何か不測の事態になっても、何とかなるのです。
コロナもいつかは、収まるはずです。

そんな気持ちでいれば、様々な困難なことも、とにかく受け止めることができる勇気が湧いてくるのです。

全ての困難を受け止めるとは言い切れないことが悔しいですが…(笑)この点は、自分の未熟さであり、今後、鍛えていく部分です。

でも、困難があっても、前向きな気持ちで受け止めることができるはずです。「どんな困難もいつかどうにかなる」という言葉を自分の中に意識していれば。

これは、物事の見方を変えることかも知れません。

とにかく、これからも生きていれば、何か想定もしていなかったようなことが起こるはずです。

その時に、呆然と立ち尽くすことなく、人生はそんなものでいつかはどうにか出来るという心構えを持ちながら、これから進んでいきたいです。

それは、自分の人生の捉え方も一つの概念かも知れないと、改めて感じたのです。

長期金利の上昇で、今後、どれだけ経済に影響を与えていくのか、それは、これから日々注目していきます。

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