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自分のやりがいの有無が周りにも影響を及ぼす No.827

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2023年4月9日 「DAYONE日記」No.827
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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こんにちわ。
今日は、少し遅めの投稿です。

先日、会社のある先輩(Fさん)と
マネジメントについて話す機会がありました。

その発端は、
最近、ある人(Sさん)の下にいる部下が
立て続けに退職したという事象があったからです。

詳細は知りませんが、今回退職された方々は…

「やりたい仕事がしたい」
「もっとスキルを身につけたい」
「やりがいが感じられない」

という理由で退職したそうです。
よくある理由といえば、よくある理由。

そして、最近では
退職を珍しくないので
全く違和感はないですが…

ただ、
「やりがいを感じられない」というのは、
本当に当事者だけの問題か?

本当に、
退職した人達だけの問題なのか?
という事です。

その点について、先輩のFさんが
このように答えてくれました。

「多分、俺が思うに…
 Sさん自身も、仕事にやりがいを
 感じていないのだと思う。

 だから、そんなSさんを
 部下も見ているからこそ、正直あの人と
 同じようになりたくないという気持ちも
 あったはず。

 部下は、上司が思っている以上に
 上司を見ているから…。

 その認識を持つ事が大事だと思う。」

という話をされ、
個人的にも、「本当にそうだなぁ」
と思ったのです。

自分も、部下の立場になり、
また、過去の自分を振り返ってみると、
やる気がなくやりがいのない上司や
モチベーションの低い上司など、
様々な人々を見てきました。

そんな姿を見た時に、
「自分自身も意欲的に働けたか?」というと
少し疑問が残るのです。

もしかしたら、内的には
無意識にやりがいが
低下していたような気もします。

と考えると、
Sさんは悪気があるかどうか知りませんが
もしかしたら、「やりがい」という部分では
部下に対して、プラスの影響が少なかったのかも
知れません…。

その影響もあり、
部下の悩む気持ちを加速させた要因も
あったのではないか、と推測します。

でも、逆にやる気のある人や
やりがいを持って取り組んでいる人の側で
働いていると、自分の経験を遡っても良い影響を
もらっているのです。

これは、
ある意味、マネジメントにとって
とても大事なことだと感じたのです。

「やりがい」というのは、
どちらかと言えば、自分自身の問題だと
認識している部分があったのですが…

マネジメントという枠組みでみれば、
部下に対して、とても大きな影響を
与える要素になるという事です。

だから、自分が思っている以上に
部下は自分のやりがいを感じたり見たり
しているです。

そう思うと、今の自分は大丈夫?
という不安がよぎったりもします。

今は、
それなりにやりがいがもって仕事にも
取り組めているので、日々の姿勢や行動は
大丈夫だと自己基準では思っています。

ただ、それを部下がどのように
感じるのか、それは別問題なのです。

ということを考えていくと、
自分のやりがいや仕事の姿勢というものを
部下に対して積極的に伝えてあげるというのは
また効果的ではないかと思うのです。

自分にやりがいがあっても
それを察してくれる部下もいれば、
そうでない部下もいるのです。

また、自分のやりがいを正しく
言語化して伝えてあげることで、部下に対しての
新しい気づきや学びを与える事ができたりも
するのではないかと考えたりします。

今回、
先輩であるFさんとの話の中で
大きな気づきがあり、本当に感謝しています。

まずは、
自分が仕事にやりがいを持っている、という事。
そこからスタートする。

その部分に対して、
「自信持っていえるのか?」という事が
大事であり、まずはそこを自己内省しながら
明確にしていきます。

今の時点では、
「それなり」ですが、「そうです!!」と
いえるまで研ぎ澄ましていければと考えています。

自己の立場や影響をいかに考えるか?
それを感じさせてくれる話になりました。

今後は、より自分を俯瞰しながら
誰にどのような影響を与えているのか、
そこも意識しながら、仕事に取り組んでいます。

その実践として
1on1ミーティングでも積極的に
伝えていきます。

これも、
まずは自分から開示するから
相手も心開いてくれる。

これも
コミュニケーションの一つの手段にも
つながっていると感じる今日この頃です。

やはり、様々な事が有機的に
つながっているのです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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