見出し画像

「面倒なこと=チャンス」と解釈する No.989

===========
2023年9月18日 「DAYONE日記」No.989
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
===========

おはようございます。

先日、
ある企業が開発したマッチングの
プラットフォームの話を聞く機会がありました。

それは、
シンプルにプラットフォーム上で、
企業間の商品の「売りたい、買いたい」を
実現させていく、というものです。

コンセプトは、
とても良いと思うのですが、
実際の運用としては、
なかなか活性化しないそうです。

その要因の1つが、
需要と供給のバランスのズレです。

売上を拡大したい、販路拡大したいと
「売りたい」ニーズが圧倒的に多い。

その一方で、仕入先を増やしたいと
考える企業の「買いたい」ニーズも一定数は
あるのですが、
バランスが全く違うそうです。

そして、
バランスの均衡が保てていないからこそ
何が起こるのか?

「買いたい」企業に対する
「売りたい」企業のセールスやアピールが
膨大となり、「買いたい」企業が
情報を選別できなくなるのです。

それが続くことによって
「買いたい」企業も面倒となり
このプラットフォームの活用を
諦めてしまうこともあるそう。

個人でも色々なところに登録すると
すごい数のメールが来て正直見てられない。
そんな状況です…。

だから、
そこで「買いたい」企業側に
アドバイザーを立てて、そのアドバイザーが
「売りたい」情報を選別して
「買いたい」企業にとって必要な情報だけ
届ければ、どうでしょうか?

「買いたい」企業にとっては、
とても助かるんじゃないかと思います。

逆に、「売りたい」企業に対しても、
アドバイザーを立てて、「買いたい」企業の
情報を正しく伝えることによって、
「売りたい」企業の成約精度も上がるはず。

つまり、
マッチングの間に人を介在させることで
マッチング精度が向上し、マッチング率も上がる。
ということになるのでは?

これは、よく考えれば、
人が面倒なところに対して
ビジネスチャンスがある、という事ですね?!

マッチングビジネスでいえば、
不動産、M&A、人材紹介などもそうですね。

これらも、
単に、「売りたい・買いたい」、
人材の場合、「求人・求職」という観点で
当事者同士だけでは、上手くマッチングしない。
時間がかかったり、ズレが生じる。
そこには、とてつもない手間と面倒があるのです。

だからこそ、
そこにプロとして人が介在するから
ビジネスになっているのです。

つまり、
「誰かの面倒を解決する」というニーズを
満たすから、ビジネスが生まれ、
そこに価値が生まれるのです。

後は、その価値に対するプライス。
このバランスですね。

でも、改めて
仕事やビジネスというのは、
やはり、お客様の面倒ことやお困りことを
解決すること。
そこに尽きると感じるのです。

そして、
そこにビジネスチャンスがある。

面倒で誰もやらないこと。
そこにビジネスチャンスがあり、他者との
差異化ポイントにもなっていくのだと感じます。

それを考えると、
これは企業だけでなく個人でも同様のことが
言えると思うのです。

多くの人が面倒でやらないことを
どれだけ自分はやれるのか?

そこに、大きな差が
生まれるのではないでしょうか?

鍵山秀三郎さんの言葉で
「凡事徹底」という言葉があります。

これは、

「当たり前のことを当たり前にやる」
「毎日のことを当たり前にやる」

物事を成し遂げるには、
この当たり前のことを当たり前にできるか、
徹底してできるかが大事。

面倒なことは投げ出したくなる。
でも、それをやり続けることにチャンスがある。

人がやらない事、面倒な事、
そこには、チャンスがあるということ。

そう思って、
「面倒なこと=チャンス」と
捉え、取り組んでいきたいものです。

それは、ビジネスでも人生でも同じだと。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,931件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?