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自分のコントロールできる事に目を向ける No.768

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2023年2月9日 「DAYONE日記」No.768
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

人は、誰かから必要とされたり
頼りにされることで、満足感、充実感や
喜びを感じる生き物だと思います。

それは、マズローの欲求5段階でも
言及されている通りで、
社会的欲求、もしくは、承認欲求を
満たしたいという思いがあるのです。

例えば、会社の中で
自分と同じ位の能力・スキルのあるAさんが
いたとします。

でも、上司はなぜか自分ではなく
常にAさんを頼りにする。

その状況になった時、
あなたはどう感じるでしょうか?

心のどこかで…

「自分は必要とされていない
 頼りにされていない…」

という気持ちに
なるのではないでしょうか?

自分の自尊心の毀損するのです。

そして、
自尊心の毀損によっての矢印が
別の方向に向いてしまうのです。

Aさんが悪い…
この環境が悪い…
俺を認めない上司が悪い…

という他責思考になってしまい
悪循環になってしまうような気がします。

でも、このサイクルは
自尊心が毀損すればするほどに
加速すると思っています。

だから、会社の中でも
愚痴をいう人は、
いつも何か憤りを感じています。

それは、

今まで何かに虐げられたり
自分を評価してもらえなかったり
認められなかったり

と自尊心の毀損があった上で
他責思考になっていることが多いのです。

話を聞けば、だいたい上記のような
理由があがってきます。

正直なところ、
人である以上、他人に対して
生理的に合う・合わないがあるのも事実です。

だから、一概に
自分を受け入れてもらえない、
必要とされない、と感じるのではなく
生理的な要素をあるはずです。

でも、それでも納得できない事も多いし
何よりも他責思考になると
周りのせいにして自分を前に進める事が
できないのです。

だからこそ、
ネガティブに解釈するのではなく
ポジティブに解釈するのです。

それが自分に矢印を向けてみる、という事です。

先程の例で言えば、

自分がなぜ必要とされなかったのか?
自分の能力が足りなかったからか?
自分には頼みにくい雰囲気があるのか?
自分の心が狭いのか?

という事を
自分に矢印を向けてみるのです。

つまり、自責思考で考えることです。

結局、よく言われる事ですが…

「他人は変えられないが
 自分は変えることができる」

という事です。
どれだけ他人に変わることを求めても
相手の意思でしか変われない。
環境もいきなり変えることはできない。

つまり、
コントロールできないことに
目を向けても時間がもったいないのです。

であれば、自分はどうか?
これが、自分の意思でコントロールできるのです。

その思考でいえば…

「相手に代わってもらおう」

という事を求めず、むしろ、

「自分でコントロールできる事。
 自分が努力してアップデートする」

という事になるのです。

でも、
そんなに自分を変えることができない
と思う時は、このように考えてみては?

他責思考に流されそうになると…

「自分の器が小さいから流される…。

 でも、これは、
 自分の器が試されるチャンスであり
 自分の器を磨くチャンスだ」

と解釈するのです。

そうすることによって
望ましい方向に自分を持っていくことが
できるはずです。

大事な事は、
自分のコントロールできることに目を向け
それに対して努力するという事です。

そして、その機会を
チャンスと捉え、取り組んでいく。

という事ですが
自分自身も書いていますが
まさに、「言うは易く行うは難し」で
実践が難しいのです。

でも、大事なことは
まずは意識だけでもしなければ変わらない
と思っています。

だから、自戒の念も込めて
取り組んでいきたいものです。

他責から自責へ。
これが大事になると感じる今日この頃です。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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