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時間の価値と仕組み化 No.635

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2022年9月28日 「DAYONE日記」No.635
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

昨日、社内で打ち合わせを
していた時の話です。

内容は、効率化。
そのテーマの中で、月次で現場が
自店でどれくらい収益を獲得しているか
不明な収益項目があったのです。

つまり、その収益を現場に帳票として
還元できていないという状況です。

だから、各営業店からの問い合わせが
毎日結構あるそうです。

時間になおすと、一日、30分程度。
これは、とても大きな問題だと思えます。

というか、
なぜ今まで何も着手しなかったのか?

そこに疑問も感じますが、
今言っても仕方がない事です。

仮に、一日30分の電話を受けていると想定し…

1週間(5日間)で150分
1ヵ月(20日間)で600分(10時間)
6ヵ月で3600分(60時間)
1年間で7200分(120時間)
3年間で21600分(360時間)

その問合せ対応をしているのです。
つまり、それだけ時間を使っているのです。

なぜ、仕組み化しないのか?
という事です。

その理由を聞いてみると、その部署の担当者が…

「やろうと思っていたのですが…。
 日々の仕事が忙しくて、時間が取れず。
 後回しにしつつ、ただ、毎日30分位であれば
 もう対応できると思って何もせずに
 今までやってきました…。」

という返事がありました。
上司は認識していたのか不明ですが…

仮に、1週間かけてデータ整理の仕方や
収益還元方法を本気で考え取り組みすれば、
どうでしょうか?

どれだけの時間が浮くのか?
年間120時間、少しの作業を加味しても
年間100時間は時間の捻出ができるのです。

恐ろしいことで、後回しにした結果、
年間120時間、それを5年間やっていても
600時間を無駄にしているのです。

これは、仕事の生産性から言えば
とても大事なことです。

この600時間があれば
別のこと・新しい企画を
立ち上げる事ができるはずです。

それは、本当に時間の価値に対する
考え方ではないかと思っています。

担当者は、ルーティンワークになっているから
目の前の30分の電話対応を選択しているのです。

多分、仕組み化するのを
面倒・手間だと思ってしまったのでしょう。

であれば、目先の30分の方が楽だと。

でも、時間の価値を理解している人であれば
目先の30分を選択するより
1週間かけて仕組み化する方を選ぶのです。

仕組み化すれば、
ほぼ営業店からの問い合わせは
なくなるのです。

そして、現場もいちいち本部へ
問合せしなくても済む。

そう考えると、
やらない選択肢はないのです。

でも、組織の中の仕事というのは
よく見ると、そういうことが沢山あるはずです。

「過去から、
 ずっとこの手順でやっているから
 他のやり方は知りません…」

という事も結構あります。
そこに何の疑問も持たず、仕事という考える
行為を捨て、作業として捉えてしまっているのです。

だから、何の疑問もないし発展性とないのです。
当然、生産性も…。

非効率な事をやっていると、
いくら時間があっても足りません。

そして、この非効率な考え方が
人生にも波及しているケースがあります。

それがまさに、「後回し」。

でも、人の時間は有限です。
「人生は1回きり」なのです。

そう考えると、
あまり無駄な事や非効率な事に
時間を使っている余裕はないのです。

であれば、
いかに大事なことに集中するか?
それが大事になってくるはずです。

この思考を持てば、
全ての行動に波及していくはずです。

でも、言うは易く行うは難しで、
実践するのは本当に難しい。
でも、意識しなければ、絶対にできない事。

本当に時間の価値について
考える機会になりました。

だから、時間を無駄にせず
大切にしていきたいものです。

だから、皆さんも時間を大切にして下さい。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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