見出し画像

逐語録で見えてくる客観的な自分 №879

===========
2023年5月31日 「DAYONE日記」No.879
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
===========

おはようございます。

皆さんは、ご自分の対話を
文字起こしされた経験はありますか?
私はありませんでした…。

現在、
キャリアコンサルの資格取得に向けて
研修を受けています。

その中で
ロールプレイを多く取り組んでいくのですが
ここ最近は、そのロールプレイを
音声録画していたのです。

そして、
その音声録画したものを、
もう一度確認しながら、全部文字起こしすると
いう逐語録をやっています。

これが、文字起こし。

ロールプレイの時間は僅か15分。
たった15分の面談時間を文字起こしするのが
とても大変なのです…。
時間のかかる作業…。

録音した音源を聴いて、
ストップして書いては、再生。の繰り返し。

それをやりながら、
1字1句、入念に文字起こししていくのです。

でも、
そうやって地道な作業をしていくことで
気がつくことがたくさんあります。

そもそも自分の話した事を
振り返る機会はほとんどなく、初めての経験。

さらに、音源を聞くことで
自分のコミュニーケーションの取り方や
質問の仕方について客観的に把握することが
出来るのです。

相手への質問も…

「自分は、この時どんな気持ちで
 この意味を聞いたのだろうか?」

と考えたり、

「このコンテキストからすれば、
もっと具体的に●●の事を聞けば良かった。
そうやって聞く方が、相手の気持ちに
寄り添えていたはず」

という改善点も見えてくるのです。

やはり、ロールプレイという「動的」な
取り組みだけでも良いのですが、
それを文字起こしして、「静的」に振り返る。

これがまた自分の解像度を高め
よりコミュニーケーションの理解が進むのです。
質的向上に繋げていけると。

余談ですが、
人と人との会話というのは、意外にも
感覚的に成り立っていることにも気づくのです。

曖昧な表現や抽象度が高い表現でも
その文脈やコンテキストによって通じる。

「その…」、「あの…」、「これは…」
「こんな風に…」

という表現で会話が成立するのです。

でも、それをそのまま文字起こしすると
分かりにくい。

というよりも、
コンテキストが無ければ分からない。

だから、
様々なインタビューというのは、
全てそのような表現を丁寧に修正しながら
インタビューの文脈を壊さずに
編集されていることにも気づけたのです。

こんな事も、
自分で初めて逐語録をとったから
気づけた経験。

自分の知らない事は
本当に多くあるし、我以外皆我師の
精神に学び続けたいものですね。

とにかく、自分の行動に対して
一つ一つを無駄にせず、意味あるものや
未来につながる行動にするためにも
意味付けしていくことが大事ですね。

だから、自分の様々な行動に対して…

「自分がなぜその行動しているのか?」
「その行動に対してどんな意味があるのか?」
「その行動が未来につながっているのか?」
「その行動で自分はどのように成長できるのか?」

ということを考えておく。
そういう意味付けだけで、取り組むスタンスも
全く変わってくるはず。

何でもないセミナーでも
「つまらないセミナー」だと思って聞くのか、
「何かの学びになるかも知れない」と思って
聞くのかで、聞く姿勢や自分のアンテナが
全く異なってくるはず。

そういう1日の行動の積み重ねが
日々集積されていくことで、自らを変えていく
事ができるのではないかと思います。

また、行動の質的に向上にもなるのです。
同じ単位時間あたりの学びや気づきや行動が
変化していくという事。

その1つとしての逐語録でした。

自分の対話を
客観的に把握出来るものとして
逐語録はオススメです。

アウトプットに時間はかかりますが
その波及効果は大きいはず。

ぜひ、試してみて下さい。
自分のコミュニーケーションが良く見えます。

それでは、皆さん。
本日も良い1日をお過ごし下さい。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?