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5/53週 ウガンダからの留学生来社

9月27日 Mr.Chelangat Brianが来社くださいました。
政策研究大学院大学で依頼された講義の帰路、声をかけられてこの日を迎えました。
Brian氏は「何とか国を良くしよう!」と遥々日本へ勉強にいらしゃったそうです。母国の様々な問題をご紹介くださったと同時に、日本の素晴らしさの秘訣をたくさん質問されました。

いくつかはお答えできたと思います。海外で暮らしていた時に(30年以上前ですが)を感じていたことや、その後の日本の変化を私的目線ではありますがお話差し上げました。

1960年代生まれの私と2000年代生まれの息子たちとの価値観の違い、
反面に「やっぱり日本人だな」と思える暗黙の了解もお話しました。

国民の殆どがクリスチャンだそうで、大学進学率も50%と決して低くない、しかし国の基幹産業が無いために、教育の成果が発揮されていない。
海外へ働きに出ても必要以上に不当な扱いを受け、今ではみんな怖がって海外へ出て行かないとのこと。日本で是非ともウガンダからの労働力を受け入れてほしいと懇願されました。

また、海外からの借金が重くののしかかっており、国税の8割を返済に充てなくてはならない年度もあったとおっしゃっていました。これはとんでもない財務状況であり、私の英語の理解力が乏しく、聞き間違えであって欲しいと願うばかりです。

また、女性は全く社会活動へ参画せず、子どもを産んで、家族の世話をするという価値観しかないとおっしゃっていました。ですから、私のように女性で社長をするという人は見たことがないと、初めて会った時の興奮を聞かされました。

7月にバングラディッシュへ訪問した際にエスコートしてくださった国会議員のご子息が"Inetelligence is the most important thing for Bangradesh for our future"と教育の重要性を力説されていたおり、バングラデシュのみならず、世界中同じだと申し上げたところです。

「女性の社長に会った」とこの写真は遠いウガンダのご家族、その知人たちに拡散され、Mr. Brianの頑張りを証明できたら嬉しいです。

しかし、私では力不足だったと思います。ごめんなさい。



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