一緒に仕事をしたくなる経営者像・上司像30項目!~社員が求める経営者、上司はいつの時代もはっきりしている事実~
読書が好きでいろいろなジャンルの本も読みますが、仕事上、一定数のビジネス書も読みます。その中で坂本光司氏の『経営者のノート 会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針』は、多くの経営の方に読んでほしい書で経営者としての心構えが書かれている良書があります。
私自身は経営者に非常に近いところで仕事をずっとしてきましたが、その前は、上司にも管理職にも、ましてや経営者からは遠いところにいたので、経営者も新米従業員の状況も心情もどちらの事情も感情も分かるという、
今ではとても仕事上役に立つスキル?経験をして、多くを学ばせていただいたなと思うのですが、わたしが平社員で働いていた時にすごくすごく心に思っていたことが書かれていました。それは、「社員や求職者が求め、一緒に仕事をしたくなる経営者像・幹部社員像は明確」で、よくよく見るとそれは30項目もあって、昔も今も決して変わっていないということなんです。
著者の坂本光司氏が過去50年間、8000社以上の現地研究、経営者インタビューの結果を踏まえて調べられているのですが、経営者として、管理職として(本書では幹部社員となっていますが)、自分にあてはまっているか、ぜひ、以下の30項目を一度、確認してみてください。
いくつ当てはまりましたか?
こうやって改めて30項目を見ると管理職に求められているのは、仕事の優秀さもあるないわけでないですが、ここまでくるとほとんど『人間性』じゃない?と思いました。そして、自分自身が尊敬していた経営者も上司たちも、社外尊敬できる経営者もやっぱり30項目のほとんどをカバーされていた方々だったなと思うのです。
著者が言うには、『該当する項目が7割未満であれば、社員のモチベーションが低い最大の原因はそこにこそある。』『努力しても、7割以上というのはとうてい困難」というならば、一日も早くポストを明け渡した方がいい』
とまで書いているのです。
手厳しい言葉ですが、会社の組織、チーム力を上げていくには、これらの言葉を真摯に受け止める時なのかもしれませんね。
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