大学入学時のオリエンテーションキャンプは人見知りには辛い
こちらの記事で
誰とも話さない浪人時代を過ごしたことを紹介させてもらった。
浪人生活は予備校に通っていた僕は
予備校で友達を作らないことを決め、2浪を避けることができ、無事大学生になれた訳だが入学後、こんなイベントがあった。
新入生オリエンテーションキャンプ(通称オリキャン)
学科の新入生がいくつかのグループに分かれ、そこには学科の2年生、3年生がついて色々と履修登録など教えてくれる。
そして、教えてくれる2年生、3年生はヘルパーと呼ばれ、学科の中でもリア充がなる。
浪人生活で誰とも会話をしていなかった僕は著しくコミュ力が落ちており、本当にこのイベントには行きたくなかった。
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そして当日
みんな初対面だから大丈夫だろう。と思っていたら、どうしたことか。
もうなぜか既にいくつかのグループができているではないか。
どうやら、入学前に
mixiの学科のグループが立ち上がっており、そこで交流が始まっていたようだった。
しかも既に上級生であるヘルパーと呼ばれる2年生、3年生と仲良くなっていた。
当然僕はmixiなんてやっておらず
完全に出遅れていた。
しかし、僕のように
出遅れているモブたちが数人いて、その人たちと集まって過ごしていた。
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だいたいこの時に
かっこいい人、可愛い人、面白いひと、モブ
と学科の人たちがヒエラルキー化された。
かっこいい人、可愛い人は上級生から来年は一緒にヘルパーをやらないかと声をかけられたり、イケメン、可愛い子しか入れないサークルに声をかけられる。
当然僕はモブに分類され、高校よりも激しいルッキズムを感じていくことになった。また僕が通っていた大学がキリスト教系の大学で、帰国子女なども多かったせいか、よく海外ドラマなどで見るヒエラルキーが如実に現れていた気がする。
いや、完全にブサメンの僻みです。
大変申し訳ございません。
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モブたちと固まって
オリエンテーションキャンプのイベントをこなしていくなか
女子と話していくイベントがあった。
(今思うとなんだこのイベントって感じだが)
僕は修行僧のような浪人生活を経て、誰とも会話をせず、その期間会話をした女性といえば、母と妹のみだ。
そんな人間がいきなり女性と話せるわけがないのだ。
本当に「あ、あ、あ、」しか
話せずに会話にならなかった。
そして、通っていた大学はキリスト教系大学であったためか、女子校出身の人が多く、かつお嬢様高校を卒業してきた人が多い。
隣の美男美女グループの話を盗み聞いていると
指定校推薦で来ているひとも多く、受験とかありえないと言った感じで、机に噛みつきながら勉強をしていた僕はとても悔しかった。
そんな状態で
オリエンテーションキャンプを終え、ある程度ヒエラルキーを出来、無事モブとして大学生活をスタートさせた僕は、4年間モブのまま卒業をした。
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