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#002 デザイン教育の闇

この記事では、
プロのデザイナーになるには学校教育のような制度だけだと不可能。職人的なスキルなため、師弟制度を導入してプロから直接学ぶ必要がある。
ことについて詳しく書きます。

ポッドキャストでも配信しています。

デザインスクールを卒業したが、、、

デザインのメンターを2年以上続けていて、累計で100名を越えるメンティーさんと契約してきました。
中には初心者から契約して半年で、有名な製作会社やデザイン会社に転職された方もいます。

メンターをしていて気付くのは、デザイン教育の構造上の問題です。
初心者デザイナーさんの課題は

  • デザインスクールを卒業したが、思うように就職できない

  • 就職は出来たがデザイナーの先輩がおらず、ディレクターに指示されてECなどの画像を量産するだけ

という状況に置かれていることです。
そもそも、デザインスクールの卒業はサッカーで例えるとルールを覚えて、練習試合を数回した程度のレベルです。

プロになるにはここから、何年もシュート、ドリブル、パスなどの訓練をし、数多くの試合に出て、先輩や監督のフィードバックから改善していくことになります。それでもプロになれるのは一握りでしょう。

デザイナーも全く同じです。デザインスクールでツールの使い方やコーディングを勉強して、数個サイトやバナーを作って就職できるはずはありません。1%の天才くらいです。

プロからFBを受ける環境へ

プロのデザイナーになるには、プロのデザイナーからフィードバックを受ける環境を作ることが大切です。

1番良いのはクオリティの高い製作会社に入って、先輩デザイナーからフィードバックを受けながらデザインすること。
ただクオリティの高い製作会社に入るには最低限、ある程度クオリティの高いポートフォリオを作る必要があります。

ポートフォリオもプロのデザイナーからフィードバックを受けて、スキルを上げながら作った方が効率が良いです。
そのため、MENTAなどの直接フィードバックが受けれるサービスを活用することをオススメします。

私が運営している、初級者デザイナー向けのデザインメンターサービスもあります。本気でデザイナーを目指す方は検討してみて下さい。


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