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プロダクトマネージャーの頑張りどころ「良い」案件の組み立て方

どうも!宿題おじさんです。

福岡に移住し、大分での生活が落ち着いてきたので、近況報告を兼ねて記事を書いています!

今回は、プロダクトマネージャーが特に頑張るべき「良い案件の組み立て方」について話したいと思います。

昨年、私が推進したWebブラウザ動画編集チームが、会社で事業貢献大賞を受賞しました!もちろん、開発チームの頑張りもありましたが、この案件自体がとても良いものだったと感じています。

もちろん開発チームの頑張りもあるところですが、良い案件であったのは間違いないと思っています。

年度の総会で、事業貢献賞と組織貢献賞を受賞しました。活気ある楽しい組織です!
業の深い写真で参戦です
選定理由とコロンビア

この経験をもとに、学びを共有できることがないかと考え、「良い案件の組み立て方」について記事にまとめました。それでは、さっそく学びを共有していきます!


案件選定の重要性

まず、案件選定の重要性について。
これは、ペットボトルロケットを遠くに飛ばすときの角度の話に例えられます。発射台の角度が高すぎても低すぎてもダメで、理想は地面に対して約35度の角度です。

発射台の角度は、高すぎても低すぎてもだめで、地面とペットボトルがだいたい35度くらいになるように設置するとよい。

http://www.magokoro.ed.jp/kamioono-e/manage/contents/upload/602f8175ec3f2.pdf

同様に、プロジェクトの選定もバランスが大事です。
どんなにエンジニアやUXデザイナーが頑張っても、最初の選定が間違っていれば成果には繋がりません。
だからこそ、プロダクトマネージャーが意思決定を行い、リソースをどこに投資するかが最も重要なのです。


良い案件の組み立て方

私が考える「良い案件」とは、"関係者の欲求(課題)にアプローチできる割合が高い案件"です。

「関係者」とは誰か?ここでは以下の4つに分けられます。

  • 顧客

  • 社内のビジネスサイドメンバー(営業、CS、サポート部門など)

  • プロダクトチームのメンバー

  • プロダクト自体(プロダクトビジョンに沿っているか)

それぞれに異なる欲求があります。
例えば、顧客は「動画で効率的にオペレーションを伝えたい」「手順書作成の時間を減らしたい」といったニーズを持っています。
役割が変われば欲求も変わるため、それを理解することが大切です。

こんなイメージ

特に忘れがちなのが「プロダクト」自体の視点です。
あったら便利な機能でも、本来のコンセプトやビジョンに合わないなら作るべきではありません。ここはPMがしっかりと見極めるべきポイントです。

@AkiDebukatsuさんがカンファレンスで話してた資料が理解しやすかったので張っておきます)


そして、関係者の欲求に大きく応えられる案件を選ぶことが成功の鍵となります。

今回の案件がアプローチできた範囲のイメージ

簡単に言うと、”1人よがりにならずに、欲求に大きくアプローチできる”案件が良い案件という事でした。


良い案件を組み立てるために

「何から始めればいいかわからない」という方に、宿題おじさんからのアドバイスです。
まずは、関係者が何を求めているのかを理解することが最初の一歩です。

社会で働く中で、人それぞれに役割があります。ぜひ、関係者が抱える悩みやニーズを理解しましょう!(以前の記事で詳しく書きました^^)

私も昨年からビジネスサイドメンバーと1on1を積極的に行ったり、宴会部長として社内交流を深めたりしています(笑)
また、お客様のビジネスを深く理解することが大切だと思い、動画を使ったオペレーション伝達に早くから取り組みました。(テレビ番組からもヒントを得ましたw)
その結果、良い成果が出たと感じています!

良い案件を組み立てるには、日々コツコツと関係者の欲求を理解する努力が必要です。地道に努力できる人こそが、この分野で強みを発揮できます!


まとめ

  • 良い案件選定こそが、プロダクトマネージャーの主戦場

  • 良い案件は、関係者の欲求に広く応えられるもの

  • 関係者は、顧客・ビジネスサイドメンバー・プロダクトチームメンバー・プロダクト

  • 日常から関係者の欲求をインプットすることが大事

と、学びをつらつらと語ってみました!
今回の案件は、初めて自分から「やりましょう」と提案した案件で、良い結果を得られたことが本当に嬉しいです。

ただし、リリースはゴールではなく、あくまでスタート。ここからさらに改善を重ねて、顧客にとって本当に価値のあるものにしていきたいと思います!

日々精進、お互い頑張りましょう!おやすみなさい!!


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