自分がしあわせになることに許可を出す②
どんどんサボることにした。
ご飯を作りたくない時には作らない。
朝からお風呂に入ってみる。
昼寝する。
とにかくサボる。
動き出す前に、まずゆっくりお茶をする。
ゆっくりする癖がついていないので、ゆっくりすると決めてもなかなかゆっくりする時間を忘れてしまう。なので、ゆっくりすることをスケジュールに入れて時間を作る。
そうすると、驚くほどクリエイティブな発想がどんどん頭に浮かんでくる。
今までゆっくりすることを自分に許可できていなかった。
トランスフォームマネジメントの梯谷先生のセッションを受けていて、発見した事。
私は3月生まれで、学年最後の生まれ。なので、小さな頃はからだも小さくて、整列したら一番前にいた。そしていつもなぜか全力でついていかなければ遅れてしまう、という感覚があった。もう学校は卒業して、ついていくことも必要ないのに、その感覚だけが残っていたようで、心からゆっくりすることを自分に許可できていなかった。
お母さんになってから、特にそれが強くなっていたように思う。全力で走っていないと、家事が回らないと思い込んでいた。
ゆっくりすることを許可していくと、一見遅れてしまうように思えるけど、一息ついて頭の中をすっきりさせてから動くことで、スムーズに進む道がイメージできて、逆にいろんなことが早くできるようになった。
癌は漢字で、品物が山の病気と書いて癌。断捨離が必要なんだよ、と聞いたことがあって、それは本当だなあと思った。私の場合、頭の中の断捨離。
ゆっくりすることで、浮かんだアイデアや、やりたいこと、それはとても私に幸せを運んできてくれて、それを行動することで、満たされた気持ちになる。
今まで外側の評価を気にして、内側から湧き起こるアイデアや、やりたいことは、きっとうまくいかない、できるわけない、と自分で自分を否定して行動できずにいた。
けれども、誰の目も気にせず、やりたいからやる。自分のためにやる。他人の評価なんて気にしなくていいのだ、と思えたら、行動できるようになった。こうしてブログも気ままに書けるようになった。これは、ゆっくりすることを許可できたから、生まれた新しい自分。
頭の中の断捨離をする時間を持つことで、頭の中のやるべきことが明確になり、嘘をついてくる思考を脇に置いて、やりたいことを明確にして、動く。
忙しい日本のリズムに惑わされずに、自分の中の時間を大切にすること。これは私の自分軸を取り戻すことでもありました。そしてがんがくれた大きなギフトでもありました。
がんって、病気って、本当に大きな愛の存在です。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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