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デジタルの波にのっかりきれない

こんばんは、にもです。あっというまに金曜日です。今週は、なんだか早いです。

きょうは、dotでいっしょにグラレコをしている真由美さんと、来週予定しているグラレコのお仕事に向けてZoomで打ち合わせをしました。

とある企業さんのワークショップで、直接わたしたちがお伺いするかたちのオフラインのイベントなのですが、グラレコ自体はオンラインでやることになってます。使うのは、わたしたちが普段つかっている「miro(ミロ)」というデジタルツール。ホワイトボードのように、みんなで情報をリアルタイムに書き込んで、シェアしながら議論を進められるというものです。描いてる画面をスクリーンに投影していただけるので、広い会場でもグラレコがみんなにとって見やすいんです。なんてべんりで現代的なのだ!と、おもわず感動してしまいました。

ワークショップで話し合われる内容や、スケジュールの確認も済ませて、あと他になにか準備しておかなきゃいけないことは何だろう・・・と、考えていたところ。


にも「あ、ペンもっていかなきゃ!」

まゆみ「そうだった!でも、わたしいま、ペンないや・・・どうしよう!」

にも「わたし、持ってました!当日持っていきますね!!」

まゆみ「ありがとうー!!たすかる!」

という、一連のやりとりを交わし終えた、5秒後。気づきました。

にも「まって、これ、オンラインじゃん」

「「あっ・・・」」と、顔を2人で見合わせました。


そうでしたそうでした。今回のグラレコは、オンラインなのでした。

いままでのように、直前まで持ち物をいちいち確認して、大量のペンをあらゆるところからかき集めて、「ポスカのインクが出ない!」「修正用の道具が足りない!」「模造紙ない!」等々のトラブルであたふたして、行きの電車の中でいそいで近くにある大型の画材屋(世界堂さん、大変おせわになりました)をGoogle マップでしらべて、時間ぎりぎりのなか途中駅で下車して駆け込んで、必死に調達するような必要はまったくなく。ただ、ちゃんと充電してあるiPadを各自一台ずつ持って行きさえすれば、ペンのインクを変えるのだって、間違ったところを消すのだって、描くスペースをふやすのだって、わずかな指先のうごきだけで軽やかに操れるのです。

べ、べんり〜〜〜!!!

そんなこんなで、グラレコ界にもついに、「デジタルの波」がやってきているなあとかんじる今日この頃。でも、いままでのあのアナログなかんじも、やっぱり恋しい。どちらのご依頼も、こころよりおまちしております。オンラインでもオフラインでも、描きたいものは変わりませんので。


↓おまけ。