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宮沢孝幸氏の新書の超過死亡に関する考察について論評
宮沢孝幸氏による新書 「新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する」 の論評です。 ただし、この本に記述されている超過死亡の部分についての論評です。 人工ウイルス説に関しては、私自身詳しくないためコメントは控えます。
今回この新書を取り上げた理由は、超過死亡の主因はコロナ間接死(肺炎以外の持病の悪化などによる死亡)であり、 それにはコロナワクチンが深く関与していると
世界ではコロナワクチン接種を中止しているのに対して、日本のみが接種を続けているというのは本当か?
「世界ではコロナワクチン接種を中止しているのに対して、日本のみが接種を続けている」 という説が、ネットで流布されています。 この説が本当に正しいのかどうか、以前より少々気になっていました。 今回は、この真偽を確かめてみました。
結論から言いますと、これは明らかな間違いです。 2023年の秋~冬のコロナワクチン接種は海外でも実施されています。 しかも、接種率を調べますと、2023年の秋~冬の海外
紅麹コレステヘルプによる腎障害とコロナワクチンによる腎障害とでは、なぜ厚労省の対応が異なるのか?
紅麹コレステヘルプ内服後の腎障害が多数報告され、 サプリメントの安全性を揺るがす大問題となっています。 厚労省はこの問題に迅速に対処 しています。 厚労省は速やかに死亡事例を発表し、 食品衛生法に基づいて廃棄命令などの措置を取るように大阪市に通知しました。 マスメディアもこの問題を大きく報道しました。
一方、一部の人はこの厚労省の迅速な対応に疑問を抱いています。 コロナワクチン接種後の腎障害は
超過死亡に関する日本ファクトチェックセンターの記事をファクトチェック
日本ファクトチェックセンターにおいて、 『「新型コロナワクチン接種開始後38万人が超過死亡」は誤り 数値に隔たり、死因と結びつける言説にも注意』 という記事が公開されました。 今回は、このファクトチェックの検証プロセスをチェックしてみます。
判定は「誤り」となっています。 この判定自体は正しいと私は考えます。 しかし、検証プロセスが稚拙で問題が多いのです。 順を追って説明してみます。
問題点