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舞台裏!eMAXIS Slim生みの親とのインタビュー

今回は、皆さん大好きな「eMAXIS Slim」シリーズについてです。その生みの親である三菱UFJアセットマネジメントとのインタビューを基に、私たちの解釈も交えて、お話ししたいと思います。

特に、コストや資金の流れ、差別化戦略、本シリーズの今後の展望について深掘りしていきます!

では、早速いってみましょう!




eMAXIS Slimシリーズのおさらい

eMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準のコストを明示している、国内トップに有名な投資信託シリーズです。中でも「オルカン」と「S&P500」が有名でしょうか。

初心者でも手軽に始められる投資商品として人気があり、分散投資を実現しながら、低コストで運用ができるのが特徴です。現在では、日本国内外の株式や債券、リートなど、多様な資産クラスに投資できる銘柄がラインナップされています。



生みの親とのQ&A

ここからは、eMAXIS Slimシリーズの生みの親である、三菱UFJアセットマネジメントの代田秀雄常務とのQ&Aを紹介します。


ーー新NISAによる資金の流れや影響をどう分析していますか?

🙋‍♂️「当社では新NISA経由の買いの53%が投信、47%が個別株と集計している」
「全体の流入額は想定より多かった。今後の伸びしろも計り知れない。旧つみたてNISAが始まったときも、最初は額が少なくて皆あなどっていたがここまで広がった。低コストのインデックス型投信はインフラになり、国民の目利き力が高まって次の段階に行ける土台が整ったと思っている」


ーースリムシリーズは「薄利多売」の印象もあります。新NISAで小口の投資家が増えると、コストが圧迫されませんか?

🙋‍♂️「口座数が増えて赤字になる構造のものは作っていない。残高が増えれば増えるほど収益化できる仕組みにしている。一つが徹底的なデジタル化で、紙を刷らないために対面証券での販売は行っていない」


ーー他のインデックス投信とどう差別化しますか?

🙋‍♂️「ブランディング戦略だ。(オルカンという)ブランドのファンになった人が口コミで周りに伝えてもらうファンベースマーケティングで、色々な人に支持されてここまで広がった。販売会社に勧められたからではなく、投資家が自らの好みや判断で商品を買うようにしたかった」


ーーeMAXIS Slimシリーズをどのくらい伸ばしますか?

🙋‍♂️「スリムシリーズだけで、口座数ベースでは投信全体の半分のシェアを取りたい。新NISA利用者は現在2000万人。NISAの手本になった英国ISA(個人貯蓄口座)の利用者が英国人口の約4割であることを踏まえると、日本も4000万人ぐらいにはなる。そのうち半分にはスリムを使ってほしい。金額ベースでは、投信全体の規模は10年後には240兆円になるだろう。そのうち4分の1はとりたい


ーー相場下落時にも、積み立ては続けられると見ていますか?

🙋‍♂️「新NISAを通じたオルカンへの投資のうち、半分が積み立て、半分がスポットだ。コロナショックの時、積み立てをやめる人はほとんどいなかった。暴落に直面しても長期には上がるということを、コロナショックを乗り越えた人は体感で分かっている」



私たちへの示唆

以下、私たちインデックス夫婦の解釈となります。

1️⃣ 新NISAは、国民の資産形成をプッシュする追い風となっています。これにより、投資初心者でも手軽に始められる環境が整い、資産運用の敷居が低くなりました。資産形成が身近になったのは私たちにとって朗報ですよね。

2️⃣ eMAXIS Slimシリーズは引き続き、日本トップの投資信託として圧倒的な存在感を示し続けるでしょう。新NISAをやる半分の人、投資信託全体の4分の1を占めるという驚異の存在感。これは私たち投資家に安心を与えてくれます!

3️⃣それを可能にしているのが、 低コストな点に加え、ブランディング。他の投信とは一線を画しています。特に注目すべきは、ファンミーティングです。運用者と投資家が直接意見交換できる機会を設けているのは、非常に稀なケース。ネット上では、『三菱UFJアセマネのオルカン』ではなく『俺のオルカン』といって良さを発信する人がいるくらい、投資家と三菱が強い信頼関係を築いています。

4️⃣ また、資産形成を続けるためのコツとして、スポット投資ではなく、積み立てすることが重要です。コロナの時の学びもあり、長期的な資産形成が可能になります。



🏃‍♂️ 行動に移そう

皆さんにとって、例外なくeMAXIS Slimシリーズが資産形成において重要な役割を果たすことでしょう!

投資初心者の皆さんも、まずは少額から始めて、長期的な視点で資産を育てていきましょう。今後も、わかりやすく有益な情報をお届けしていきますので、引き続きお楽しみに!

※本記事はこちらを基に執筆しています


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