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知らないと危険!これに当てはまるなら債券検討すべき

前回の記事で、債券をどれくらい保有するとよいか、その目安を話しました。しかしざっくりとした目安なのでそこから皆さんどのように調整していくのか?アグレッシブに行きたいんだけど、その度合いってどれくらい?… 気になりませんか?


ぶっちゃけ債券いらない人は?

まずは「債券を買わなくてもいい人」とはどんな人なんでしょうか?もし以下に自分が複数当てはまる!というのであれば、株式100%でもいいかもしれません。

・運用資産が仮に半分になっても継続して投資をできる人
・収入が高く、現金に余裕がありながら毎月積立している人
・運用期間を長く持つことができる人、若い人
・データや統計学に基づいて行動をできる人
・自分のリスク許容度を理解している人

仮にリスク資産500万円を運用しているとしましょう。現金(生活防衛資金と準備資金)が300万円。合計資産800万円ですね。仮に経済ショックで500万が半分の250万になった場合、この環境下でもめげずに毎月積み立てられますか?

「経済ショックということは安売りセールだ!」「これから経済は10~15年かけて回復していくから今が買い時!」「資産減っても目先の生活に支障をきたさないし、気長に経済が戻るのを待とう」と考えられますか?

他は"全員"検討すべき

正直なところ、上記の条件の過半数当てはまらない人は、全員債券を強く検討すべきと思っています。最終的に買わなくてもいいので、検討はしてほしいのです。

このブログで大事にしているテーマは「意識的な選択」。知らないからやらないのではなく、色々知った上で「これは私たちに今は必要じゃないよね」という意識的な決断をしてほしい、それがいい資産形成につながると思っているからです。そのための情報をお届けしたいというのが私たちの理想です!

むしろ実質的なリスク分散にはなっていないですが、勉強がてら、毎月1万円積み立てるだけでもいいのかもしれません。今後長い資産形成ライフがあるのであれば、学びを体感するのはいい決断な気がします。

これに当てはまるなら"特に"検討すべき

みんな「意識的な選択」をするために債券を検討はすべきと書きましたが、以下に当てはまる方は"特に"検討してほしいと思っています。少量でもいいので持った方がいいと考えています。

・運用金額が1000万円以上の人
・年齢が60歳以上の人
・投資でコロナ渦の暴落を経験していない人


結局いる?いらない?

皆さんここまで読んで頂き、当てはまるものもあれば、当てはまらないものがあったのではないでしょうか?

お気づきの通り、白黒ハッキリしているものではないので「どっち寄り」という感覚を大事にしてもらうのがいいと思っています。これがリスク許容度と言われるものです。

(出典:マネックス証券)

仮に、40歳だとしましょう。これまで読んで、ある程度リスクを許容できるとします。前回ご紹介した「100-年齢」ルールに則ると、6:4の比率で株を持つ目安ですが、リスク許容度が高めなので、それを7:3にするなど調整してみましょう!結局投資は「自分が納得のいく」のが一番大切で、長期投資をし続けられる環境に身を置くことだと思っています。

債券の中でも"幅"がある

最後に。ここまで株式:債券の割合をメインに話してきました。そしてこれは一つの目安というお話をしてきました。しかし、債券の中にもアグレッシブ寄りな商品があり、株式の中にも保守的寄りな商品があります。

このブログでも取り上げたことのある、リスクリターンの表を見てみます。

過去10年間のリスクリターン(出典:ニッセイ

株式の"幅"
積極的半導体(SOX)やNASDAQ100連動の投資信託
その間S&P500連動の投資信託
保守的オルカンや先進国株連動の投資信託
※株式自体=ハイリスクハイリターンということを忘れずに!

債券の"幅"
・積極的:新興国債券
・その間:外国債券
・保守的:国内債券

※債券自体=ローリスクローリターンということを忘れずに!

なので株式:債券の割合が8:2の投資家が2人いたとしても、その中身が全然違うと、許容しているリスクが違うということになります。繰り返しになりますが、結局は納得いく商品を買うのがいいので、投資を続けると「好きな株価指数」といった変なことを言い出す人も出てくると思います笑 ちなみに、次回の記事で「リスク許容度」について詳しく書きたいと思います。

”無難な方法”でいくのであれば、100-年齢ルールに則って、株式:債券の割合を決めて、株式については「eMAXIS Slim オルカン」という投資信託、債券は「SBI iシェアーズ米国総合債券インデックス」という投資信託、がスタート地点としてはいいのではないでしょうか。


おわりに

今回は債券保有の必要性とその意義についてお話ししました。「意識的な選択」をテーマに、皆さんには自身の状況に合わせて債券投資を検討していただきたいと思います。次回もまた、賢い投資戦略について一緒に考えていきましょう!

これまでの流れで債券を買っている人、買っていないけど検討している人、いらっしゃるのではないでしょうか。今一度、あなたの現時点のポートフォリオを見直ししてみませんか?全くバイアスのない第三者である私たちが、無料でコメントさせて頂きます!


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改めて、2週間前からこのブログ始めました、エディです!ここでは、新NISAについて、初心者から中級者に向けて有益情報を発信していこうと思います。特徴としては 「図解で分かりやすく」「データに基づく」そして「1分でわかる知識」を意識していこうと思っています!これまでも以下のような記事書いていますのでもしよかったらぜひ!

今後このようなトピックを扱っていこうと思っており、Xも始めたのでぜひフォローお願いできたらと思います!

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