見出し画像

多様な発想支援士養成講座step2【なごみ】2023年7月期『こころの病とは~精神保健教育「こころの病気を学ぶ授業」~』

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の御田村瑞恵です。
当NPOでは7月に「多様な発想支援士養成講座」のstep2【なごみ】を開講いたしました。step2【なごみ】のテーマは「インクルーシブ教育とは(応用編)」です。step2【なごみ】は、5つの講座で構成しており、外国のインクルーシブ教育の状況にも目を向けて視野を広げ、また、子どもを肯定的にとらえる視点、人権という視点からインクルーシブ教育の理解を深めていきます。

『こころの病とは~精神保健教育「こころの病気を学ぶ授業」~』の講義は、川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科講師の田渕泰子先生にご担当いただいています。田渕先生のプロフィールはホームぺージをご覧ください

それでは、7月期(7月~9月)の受講生の感想をご紹介します。

  • 「教育に参画しなければ社会は変わらない(古川奈都子氏)」のお言葉は、本当にそのとおりだと思いました。「こころの病気を学ぶ授業」の構成内容は、私自身教員経験を持つ公認心理師として、どんな言葉を用いてわかりやすく伝えていくか考えるうえで大いに参考になりました。【特別支援学校教員】

  • 統合失調症について、詳しく知れて良かったです。誰にでも起こり得るありふれた病気で、思春期頃からということに少し驚きました。誰もが抱えるストレス、そのストレスにさらされると深刻になる、本当にいつ誰がなってもおかしくないと思いました。私自身も気をつけながら、でもまわりにいたらそっと手をさしのべられる人間になりたいと思いました。態度と言葉は武器になるな、と。肝に銘じようと思います。【教育委員会家庭教育支援チーム員】

  • 「統合失調症」最近よく耳にするようになりました。身近な病の印象があります。学校で学ぶことで家庭から社会にまで理解が広がっていくのは素晴らしい活動だと思いました。そして、チャレジドと言う言葉から差別や偏見がなくなっていけばいいのに、と思いました。【家庭教育支援チーム員】

  • 魅力的な語り口で、集中力を引き出す声で、すーっと先生の講義が心身にしみました。ありがとうございました。【教育委員会社会教育課子育て支援チームリーダー】

ーーーーー
さて、NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の「多様な発想支援士養成講座」は、インクルーシブ教育について学べるよう、様々な角度からインクルーシブな発想とはどういったものかを学んでいけるよう構成しています。私たち大人が誰もが共に幸せに暮らしていける社会をつくるためには、どうすれば良いのかを考えていきます。教育関係者、福祉関係者、地域で活動している方、支援者、保護者、特別支援教育アシスタント、保育士、放課後児童クラブ勤務、児童デイサービス勤務、学生、子どもに関わるすべての方々、どなたでも受講できます。講座は、毎月25日までにお申し込みいただき、翌月1日から3ヶ月、動画を視聴して自分と周りの人達との多様性について考えていきます。それぞれがありのままの自分でいられる社会となるよう、皆さんとゆるやかに繋がっていけると嬉しく思います。「多様な発想支援士養成講座」の詳細はホームぺージからご覧ください

不定期ですがメルマガを発行しています。日本インクルーシブ教育研究所の事業や講座情報等について書いています。メルマガご希望の方はこちらからお申込頂けます。購読は無料です。NPO日本インクルーシブ教育研究所メルマガ登録フォーム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?