☆意識低い系ストウブごはん☆
諸事情により、このたび我が家にストウブがお嫁入りしました。
なんといっても天下のストウブ様…
ほうろう鍋における最高峰…
言うなればストウブは、我が家にとって街道一の花嫁様なのです。おのずとこちらのテンションも上がりに上がった結果…
まずは本屋へ走り、結納の品とばかりにストウブ専用料理本を用意し…
ついでにこのような品まで用意して…
いざストウブ様が到着なさったら、けしてお待たせするわけにはいかない!まずは入手した料理本を熟読しておきます。
ページをめくると、なんとも意識の高そうなレシピたちがコレでもかと紹介されていて、いかにもなリア充民がワイン片手にストウブ料理でホームパーティを開く様子が目に浮かびます。
ここでめげてはいけません、リア充民の影に負けじと読み進めます。
…アレ?思いのほか簡単なレシピが揃っている?え…これなら作れるかも…?
ここにきて私、まさかのキラキラインスタママの仲間入りですか!?
…いやちょっと待て。
…ストウブを手にしたことで舞い上がり、己を見失ってはいないだろうか?
インスタやっていないのに!
おそるべしストウブ!!
ノンインスタ主婦までがその空気に呑まれ、危うくオシャレストウブ料理でホームパーティを開くところでした。
そもそも私の場合、
意識の高い人がストウブを使う事により更に意識の高い美味しいごはんを出せるようになりました。めでたしめでたし。
…ではなく
意識の低い人でもストウブを使う事により手間なく美味しいごはんをドヤ顔で出せるようになりました。めでたしめでたし。
でないといけないのでは?
そう。私が欲しかったのは、とりあえずその鍋を使っておけば、いつ誰がどう作っても何とかなるというチート鍋なのです。
で、あればいっそ調味料すら必要としない究極の手抜き料理、モランボン煮豚のタレでストウブの実力をはかることにします。
我が家のストウブ氏が最初に作られされるのが市販のタレを使った煮豚とは少しばかり心苦しいのだが仕方ない…鍋においては嫁ぎ先を選べないのです。
そんなこんなで、無事に己を取り戻しストウブも届いたところで、まずは材料。
さっそく煮ていきます。まずは油をひいた中火鍋で、肉の表面に焼き目をつけ…
上下左右に転がしながら、この程度まで。
そこに分量どおりの水とタレを投入。
ブクブクと沸騰してきたところで…
ゆでたまごも投入。
あとはフタをして弱火にし、とりあえず30分放置してみます。
裏返したら、こんな感じでした。そのまま更に弱火で30分放置してみます。
再度ひっくり返します。
あとは冷める時にじっくりと味がしみていくはずなので、火から下ろし放置します。
翌日。
完全に冷えきっている煮豚を弱火で30分温めます。ひっくり返し、また30分温めます。
これだけ煮たら、さすがに中まで火も通っているはずです。普通の鍋なら肉もかたくなってパサパサかな?
さてストウブは…
なんということでしょう!!
鍋から取り出し、網を切った時点でもう…あきらかにホロホロしております!
違う!今までの感じとあきらかに違う!!
満を持して、いざ実食です。
…結果、とうとうチート鍋を手に入れた事を家族一同、確信したのでした。
本当に…もう、なんで今まで買わずに過ごしていたのだろう…
手を伸ばせば、いつでもそこにストウブはあったのに…
主にデパートとかアマゾンとかに…
そして、意識低い系をうたっておきながら今更言うのもナンだけど…
市販のタレでこんなに美味しくなるのなら、こだわりぬいた調味料で作るストウブ煮豚はどれほど…
結果、さらなるストウブ沼にはまる予感のする冬なのでした。
最後に…
我が家にストウブが来るきっかけをくれたハネサエ様。Ato Hiromi様。
レポを書くきっかけをくれたきゃしー様。
そして、ストウブという文明の利器を授けてくれた最愛の主人。
本当に本当に有難うございました♪
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