たった1秒!「子供カレー」を「大人カレー」に変える簡単テクニック。
子供がいるからバーモントカレー甘口にしてるけど、ほんとはLEEカレー辛さ10倍が好き!
こんにちは。激辛カレー大好き! いなつち☆稲田智 です。
さて、今宵は小さい子がいるご家庭あるある
「カレーの甘口問題」を掘り下げます。
みなさん、おうちで作るカレーは、辛いのが苦手な子供にあわせて甘口にしてますよね?でも、カレーの甘口、大人には超絶ものたりないですよね?
「バーモントカレー甘口」
激辛派の私がもっとも忌み嫌うカレーです。
りんごとハチミツ...
りんごとハチミツをごはんにかけてると思うとゾっとします。そんなのもう「おはぎ」です。
でも実際にはそんな贅沢は言ってられません。子供は辛口が苦手なんです。
だから、みんなでたべるカレーは一番弱者の子供にあわせて甘口にしておいて、大人はガマンするしかないんです。人生ってそういうもんなんです。
しかし、ホリエモンが自著で言っていました。
「人は好きなことだけして生きていける。それは、例外なく、あなたも。」
と。
われわれは、学校の先生や親から
「我慢が美徳、耐え忍ぶことにこそ価値がある」と言われつづけ、
「好きなことをする」ということに罪悪感を抱いて生きてきました。
私はホリエモンの言葉に深く感銘を受け、
カレーひとつ我慢してるようでは楽しい人生なんて歩めるはずがない!
と奮起。
子供の甘口カレーを大人の本格辛口カレーに仕立てあげることに決めたのです。
***
私は料理ができないので、極力手軽に辛口カレーにしたいと思います。
そこで、カレーにふりかけるだけで辛くできる「S&Bカレープラス辛さ自在」を使ってみたのですが、辛さは付加されるものの、深みがありません↓
そんな時、ふと、独身時代、蒲田で毎日食べていた「松家カレー」(松屋じゃないよ)でタバスコのようなものをかけて食べており、それをかけるだけで、辛さと深みと少しの酸味があるおいしいカレーになっていたことを思い出しました。
松家カレー
03-3737-3141
東京都大田区西蒲田7-5-4
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13041155/
どんな調味料だったか思い出せず、近そうなものでやってみました。
選んだのはこれ「デスソース」↓
でも違いました。
辛さは強烈ですが、ドロドロすぎて、カレーを殺します。「デス」だけに...
その後、殺されかけたデスソースから逃げるようにして何か月かさまよい、カルディで既視感のあるスパイスソースを見つけたのです。
それがコレ↓
「マリーシャープス ハバネロソース(激辛)」です。マリー・シャープさんが現地でとれたハバネロを調合し、製作した調味料というのがマリーシャープスの名前の由来です。
試しにかけてみると...
くぉーーー!これだ!
この強い辛みと酸味、それでいながら、旨みのような深みがあり、決してカレーを殺さない。
料理本来の味は最大限尊重しながらも、しっかり芯のある味を添えてくれる。
鉄郎を支えるメーテルのようです。
スパイスソースの中で、これの右に出るものはないのではないかと思います。
ぜひ試してみてください↓
マリーシャープスのハバネロソース(激辛)でも十分大人の辛さになるのですが、もう一息スパイシーさがほしいです。
たまたま長野に出張に行ったとき、スパイス大好きな会社の人にオススメされて買ってみたのがコレです↓
「八幡屋礒五郎 上田ガラム・マサラ カレー用」
このただならぬたたずまいが素敵です。
八幡屋礒五郎、ご存知の方も多いかと思いますが、1736年創業、信州の七味唐辛子専門店です。
そんな歴史ある七味唐辛子屋さんが本気で作ったカレー専用スパイス。
使われているのは、唐辛子、クミン、コリアンダー、生姜、ブラックペッパー、クローブ、バジル、ガーリック。本格的です。
これをバーモントカレー甘口にかけると、完全なるスパイスカレーになります。
なんかもう大阪のスパイスカレー専門店の景色が見えます。ムンバイとかでもいいです。
ただ、いまは公式ホームページをみても、この「上田ガラム・マサラ」はなくなっており(販売終了?)、かわりに「七味ガラム・マサラ」になっているようです。
配合が微妙に違っていて、生姜、バジル、ガーリックがなくなり、シナモン、陳皮が追加されています。
大きく変わってはなさそうなので、七味ガラム・マサラでも大差はないのでは?と思います。試してみてください。
それで、オススメは、さきほどの「マリーシャープス ハバネロソース(激辛)」を少しかけ、そのあとに「八幡屋礒五郎 上田ガラム・マサラ カレー用」をたっぷりかけるレシピです。
コレです↓
「マリーシャープス ハバネロソース(激辛)」で旨みのある辛さと酸味を出し、「八幡屋礒五郎 上田ガラム・マサラ カレー用」で芳醇なスパイスの香りを立たせる。
そういう役割分担と思ってもらうとわかりやすいです。
どちらもかなり辛いので、少しずつ試しながら、ご自分に最適なバランス、そして人生を見つけてみてください。
今回、このカレーの甘口問題への挑戦を通じ、ずっと感じてきたモヤモヤがスッキリ解消したように思います。
それは、マリー・シャープと八幡屋礒五郎が教えてくれていたのです。我慢は美徳じゃない、自分の人生、好きに生きたらいいんだよ、と。
とはいえ、さすがに辛い。
そうだ、りんごとハチミツ入れよう。
おわり。
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