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今日を楽しくするには、「空白の時間」が必要。

よく、「楽しい時間はあっという間」と言いますが、僕はそうではないと思います。

それは、年末年始に沖縄に帰省したときに気がつきました。

沖縄にいるときは、一日が長く感じることが多かったです。しかも、楽しい時間こそ、長く感じました。

僕は、東京での時間の過ごし方と沖縄での時間の過ごし方では、何が違うのかを考えてみました。

すると、明らかな違いが一つありました。

それは、どうでもいい情報に触れているかどうかです。

東京では、街を歩いていたり、電車に乗っていると、たくさんの広告が目に入ります。さらには、ネットニュースも嫌でも入ってくるし、東京にいると身近に感じるので、どんな内容でも、一度は目で追ってしまいます。

そのため、空白の時間は、あまり生まれません。

しかし、沖縄では、東京で発信していることを自分事として捉えなくなり、自分の体が情報を取り入れようとしません。

広告が少ないのはもちろんのこと、全国ニュースでさえ、自分には関係のないこととして処理してしまうのです。

そのため、空白の時間は、たくさん生まれます。

東京での一日は、「自分に必要な情報+どうでもいい情報」で一日を過ごすことが多いですが、沖縄では、「自分に必要な情報+空白の時間」で一日を過ごすことが多くありました。

どうでもいい情報を受け取るのに、自分の体力を消費しないため、無駄に体力を使うことなく、時間を大切に使えているような気がするのです。

友達との時間が終わった後は、空白の時間が訪れますが、その時間に、友達との時間を思い出して、まだまだ楽しい時間を持続させます。

しかし、東京で友達と遊び終わった後に、電車に乗ったりすると、周りの人がスマホをいじっている影響か、自分もなんとなくスマホをいじって、どうでもいい情報に触れて、楽しい時間を思い出すことはなくなります。

何もしていない時間がもったいないとされがちな昨今ですが、楽しい時間を思い出す時間も必要ですし、どうでもいい情報に触れないことも大事です。

今回、年末年始が充実したと感じたのは、友達のおかげもありますが、どうでもいい情報に触れずに、空白の時間を作らせてくれる沖縄という環境も、貢献してくれたと思います。

東京では、自らが意識しないと、「空白の時間」は作れません。

どうでもいい情報から逃れて、楽しい時間を思い出しているとき、自分の人生も、案外面白いんだと自覚できます。

自分の時間は、自分だけのものです。

どうでもいい情報に譲らなくて、全然いいんです。

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