知れば倍楽しめる。やれば乗楽しめる。
知識と経験。
皆さんは、どちらを信じますか?
個人的な感覚ではありますが、近年の情報化社会では、より多くの「知識」を持っている人が、崇められがちだと思います。
もちろん、たくさんの知識を持って、それをもとに考えを述べることは楽しいし、大事なことだと思うのですが、やっぱり僕は、それだけでは不完全だと思うのです。
なぜなら、「知る」と「やる」には、大きな差があるからです。
外側から見ていると、一見簡単そうなことでも、実際にやってみると、ものすごく難しいと感じることがあります。
最近は、世の中がワールドカップの話題で盛り上がっていますが、やはり、「サッカーを知識だけで観ている人」と、「サッカーをやっていた側からも観ている人」では、大きく意見が異なると感じます。
どうしても知識だけで見ていると、「あの選手のあのミスがなければ…」「なんであの選手を入れない?」的な意見が多くなります。
もちろん、そのような不満の声が挙がるのも理解はできますが、サッカーをやったことがある人なら、そんな単純な理由のみで、不甲斐ない結果になったとは考えにくいでしょう。
ミスに至るまでの過程にも、何かしらの原因があるし、ベンチにいる選手の状態も、テレビの前で観ている人にはよく分からないし、実際にその選手を出したとしても、確実に良い結果になったかは分かりません。
つまり、知識だけだと、どうしても俯瞰でしか物事を見られず、当事者視点で見るのは難しいのです。
物事は、俯瞰で見ている方が賢いイメージがありますが、本当に理解を深めるためには、どちらの視点も必要です。
別に、プロレベルでやらなくても、そこそこ本気でやっていれば、しっかりとした当事者目線の経験値が積まれていきます。
物事は、知れば知るほど、2倍、3倍…と楽しくなっていきますが、経験すればするほど、2乗、3乗…と楽しくなっていきます。
もちろん、経験には痛みも伴いますが、それもまた、当事者目線を知るきっかけになります。
だから僕は、興味のあることは、どうしてもやりたくないこと以外、なるべく経験してみることにしています。
その代表的なものが、このnoteです。
何百冊の本を読むこととは、また違った感覚で文章に関わることができると、文章を読むのも書くのも、もっと楽しくなります。
ただ、僕の場合は、知識より経験を優先させてしまうので、そろそろ知識を本格的に身につけたいと思っています。
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