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孤独とは自由。しかし、最も不自由にもなれる。

僕は人と一緒にいると、たくさん喋りすぎるので疲れてしまいます。

別に喋らなくてもいいんですが、喋っておかないともったいないですし、
何よりそっちのほうが楽しいです。

そんな僕は、人から離れて1人になった時には、黙る喜びを感じます。1人でじっとしながら落ち着いたり、頭の中を張り巡らせたりしながら、1人の時間を楽しみます。

皆といる時間も楽しいけど、やっぱり1人の時間も必要だななんて、現代の若者が言いそうなことを思いながら眠りにつこうとした時に、あることに気づきます。

逆に1人だと考えすぎちゃって、仕事を進めるスピードが遅くなってない?

僕は、1人でこなす仕事をしているため、誰かと会う予定があれば、仕事ができなくなると考えて、ストレスを感じていました。しかしながら、他人と会った一日と他人と会わなかった一日を比較して、そうではないことに気づきました。

他人と会うときは、「約束」という取り消しにくい責任があるので、間に合わせるために短時間で仕事をしなくちゃいけません。そのため、やる気を出すためにどうしようとか、ちょっと休憩しようとか、そんなことを考えている暇はないです。なので、意外と速く仕事が終わっています。

これが1人だと、時間がいっぱいあるので悩む時間もとれます。何から手をつけた方が早いのか、何から手をつけたら効率が良いのか、明日はどうしようか、来週までにはこうしなきゃな・・・など、意外と現在のことに目を向けずに、未来のことに不安になっていることが多いです。それが重なっていくと、面倒になってきますし、だんだんとサボりたくもなってきます。そこで気づきました。

孤独とは自由。しかし、最も不自由にもなれる。

孤独な空間にいるだけで、なんとなく満足していることもありますが、よく考えてみると、未来の不安に目を向けている時間が多い気もします。せっかくの自由な時間なのに、有効に使うことができず、不安にがんじがらめ状態です。

たとえ仕事を早く終わらせて、不安モードになったとしても、他人といることで話しかけてもらえます。すると、強制的に他のことを考えさせられて、不安を考える時間がカットされます。どうせ不安に時間を使うなら、他人との楽しいおしゃべりに時間を使った方が、楽しい時間を過ごせます。

頭の中では仕事を進めたいのに、そこに何度も不安を割り込みさせている僕は、最も不自由な存在です。

これからは、自分の人生に“不安”ではなく“他人”を割り込ませて、快適に生きていこうと思います。

今まで孤独を大事にしていた僕には、時間がかかりそうですが(笑)。

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