Webコンテンツにおいて「ネタがない」と言うのを禁止にしている理由。
Webコンテンツが書けないという方はたいてい「ネタがない」と言います。しかも、書かない人ほど言う。違うんですよね。ネタは毎日の仕事の中にすでにあります。顧客からの問い合わせメールや電話や同僚との会話の中に。ないのはそれを見つける目です。ぼくはネタという言葉が嫌いなので「切り口」と呼んでいます。同じ製品でも角度を変えれば切り口はいくつもあるはずです。
顧客の立場
既存客に説明する場合
新規客に説明する場合
検討中の見込み客に説明する場合
製品の機能
Aの機能にフューチャーする場合
Bの機能にフューチャーする場合
Cの機能にフューチャーする場合
顧客の状況
担当は導入したいが上長を説得させたい場合
導入したいが稟議書が面倒な場合
競合製品からの乗り換えを検討している場合
顧客が解決したい課題
生産性向上にフューチャーする場合
人手不足の解消にフューチャーする場合
原材料費の削減にフューチャーする場合
エネルギーの削減にフューチャーする場合
カーボンニュートラルにフューチャーする場合
お客様の声や体験談
事例紹介
インタビュー
よくある質問
製品や業界
市場動向
製品トレンド
用語説明
上記について全部書いていたら「ネタがない」と言ってもいいですが、そうじゃなかったら言わないこと。ぼくはWeb活用支援する場合、「ネタという言葉を使わないでください。禁止します」とよく言っています。そんなことあるはずないんだから。ネタがないんじゃなくて、切り口が見つけられないだけで、それを見つける目を持っていないのが問題なだけです。ネタのせいにしないこと。そんな不遜な態度はぼくは許しません。
切り口を見つける目は育てられます。あまり語られないけれど、文章力の半分は「切り口を見つける目」です。そのためにもコツコツ書き続けること/習慣化はとても大切です。一年間こつこつ書き続けていれば身についてきます。見つける目を身に着けてないのに「ネタがない」とか言わないこと。その代わり、身につけたらずっと自分を助けてくれるので業種を問わずお薦めなスキルです。お試しください。
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