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Web制作/Web活用支援のこと

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Web/Web活用支援について考えたこと、学んだことをストックしていきます。
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#中小企業Web活用支援

問い合わせメールはヒントの宝庫。

BtoBサイトの問い合わせフォームから寄せられるメールはヒントの宝庫です。相談内容以外にもコンテンツの参考になることは沢山あります。 ユーザーとWebのギャップを見つける ユーザーが実際に使っているワードとWebコンテンツのギャップを見つけるのは特に重要です。 コンテンツに困ったら、メールを丁寧に掘り下げることをお薦めします。 アイデア禁止 実際に寄せられたメールをちゃんと掘り下げないで、思いつきやアイデアでBtoBコンテンツを考えるのはNGです。だから、ぼくは「アイ

「サイトをリニューアルしたのに、MAを導入したのに営業成果が全然出てこない」と悩む地方中小企業様へのnote16記事。

Web活用を始めたけれど、「サイトをリニューアルしたのにめぼしい成果が現れない」「MAを導入したのに営業成果に繋がらない」とお悩みの地方中小企業は多いのではないでしょうか。このテーマは根深く、大きな課題だと思っています。 Webという「箱」をそれっぽく作ったり、MAという「ツール」を導入しても、それらを活かす「活動」についてはほとんどの企業ができていません。そして、Webマーケティングの主役は活動です。 Webが完成したら一時的に満足できてしまうが故にあまり注目されません

「MAを導入したのに何で成果が出ないんだ」とお悩みの地方中小企業様に試してほしいこと。

Webサイトをリニューアルしたのに、SalesforceやHubSpotなどのMAを導入したのに営業の成果が全然出てこないとお悩みの地方中小企業様は多いと思います。特に地方BtoB企業様はお悩みではないでしょうか。 Webマーケは部活と同じ地方中小企業のWebマーケは部活に似ていると思います。しかも、高校入学を機に初めて野球部に入ったばかりをイメージしてください。しかも、その野球部は新設されたばかりで、先輩もコーチも監督もいません。 まずは当然、基礎練習が必要です。キャッ

「書けない」「コンテンツを作れない」地方中小企業様向けのnote16記事。

地方中小企業がWeb活用に取り組む際に、「記事を書ける人がいない」「コンテンツを作る人がいない」「スキルがある人を社内で見つけられない」というテーマは根深く、大きな課題だと思っています。 Webという「箱」をそれっぽく作っても、コンテンツという「中身」についてはほとんどの企業ができていません。そして、Webサイトの主役はコンテンツです。 Webが完成したら一時的に満足できてしまうが故にあまり注目されませんが、「書ける人がいない」「社内で見つけられない」これらの課題はWeb

Webディレクター必須能力(コンテンツ編)

ベイジ代表・枌谷さんのツイートを見て、本当にそうだなあ…と思いました。 Webマーケ支援をしている顧客とのMTGでは上記内容をほぼ毎回言っています。『コンテンツがないという思い込み』はどのBtoB企業も根深いので、ちょっと呪解の気分です。 コンテンツを見つける能力 『凝』本来、コンテンツはあちこちに落ちているんですよね。 コンテンツがないんじゃなくて、それを見つける目が育成されてないだけで。ハンター×ハンターの念能力『凝』に似てるなあ…といつも思います。 「無いものを作

仕事はもう始まっている。

初期のWebマーケ支援に必要なことは下記3点だと思っています。 顧客に動く気持ちになってもらう 顧客が動きやすい環境づくりを手伝う 顧客に動いてもらう 3しか見ていないと、「顧客が動かないから支援が始まらない」のあるある問題に陥ります。その前の1と2が重要だし、大切な仕事です。 Webマーケ支援をする際に、「顧客に動いてもらう」は当然のことです。 そして、多くの地方BtoBは「さあ、行動を」と言われても動けません。当然だと思います。だから支援が必要だし、Webマーケ

大切なことは「観察者」であろうとする姿勢

声の大小はあるけれど、顧客はいつもメッセージを発していると思います。耳を傾けることが大切で。 たとえ急な方向転換に見えるような顧客決定も、必ず事前に小さな声が幾つもあったはずと思っています。「話が違う」と思うのではなく、どこを見逃していたのかと振り返ることが学びに繋がると思う派です。 観察者であること大切なことは「観察者」であろうとする姿勢だと思っています。「正しいことを言った/した」で終わりにするのではなく、その波紋をきちんと観察し、耳を済ませることが大切で。 一つの石

Webマーケ支援を担当している顧客企業がMarkeZineにて紹介されました。

JBNにてWebマーケ支援を担当している株式会社ハーモ様がMarkeZineにて紹介されました。 JBNスタッフとして、ぼくと阿部も少し登場しています。 Web活用を検討中の長野県BtoB企業様にとって参考になる内容だと思いますので、ぜひご覧ください。 制作会社冥利に尽きる顧客コメントWebマーケしている顧客企業がMarkeZineにて紹介されて、一番嬉しかったのは下記の2点です。制作会社冥利に尽きますよね。 期待を裏切れないプレッシャー顧客担当者様からの熱い期待は受注

「迷子の文章」の解決策

この世には「迷子の文章」というものが存在します。 修飾語と接続詞が多いため一文が長いのが特徴です。Aについて書いていたのに、途中からBの話になり、道に迷う文章を指します。一文の途中で現在地が分からなくなり、迷子の感覚を味わいます。 BtoB企業の50歳以上のおじさんに多い印象です。 「迷子の文章」の解決策「迷子の文章」を解決するにはいくつかのポイントがありますが、とにかく読み返すことです。「迷子の文章」を書くほとんどの人は読み返すことなく、書き終わったら完成と思っている

それを欲しがる人の目に触れる「道」をつくる。

SEOコンサルタントおおきさんのツイートを見て、本当にそうだなあ…と思いました。 バズることで今まであまり売れてなかったものが「これいいじゃん」と爆売れして品切れになったりするのを見るたびに、「それを欲しがる人の目に触れる努力」って大事だなと。 「それを欲しがる人の目に触れる努力」って大事だなと。 本当にめちゃくちゃ大事だと思っています。今のぼくの仕事(Webマーケ支援)の8割はそのために費やしている感じです。欲しがらせることでもないし、買わせることでもない。そもそもで

どうやったらBtoB顧客にWebコンテンツを書いてもらえるようになるか?

「どうやったらBtoB顧客にWebコンテンツを書いてもらえるようになるか?」がこの一年の大きなテーマだったのですが、限られた体験から見えてきたことがあるのでお知らせします。 学んでもらう→慣れてもらう→宿題を出す→やる気を維持する まとめると、「まずはこちらがバリバリ書いて、WebコンテンツのABCを学んでもらいつつ、成果を感じた営業スタッフ様&部長に日々の仕事からコンテンツ化することを覚えてもらい、慣れてきたら遠慮なく宿題を出し、毎月の集客ランキングを共有してキャッキャ

「できない」に価値がある

「できない」と他者に言うことはネガティブさしかなく、ほぼ価値がないと今まで思っていたのですが、Webマーケ支援をするようになってから、「できない」と伝える/伝えてもらうことはかなり価値のある情報だと思うようになりました。 「できない」には、様々なことを考えるポテンシャルがあります。 ・なぜできないのか ・ボトルネックはどこか ・どんなやり方をしているのか ・向き不向きはあるのか ・向いている人は誰か ・本当にそれは必要なのか ・もっと楽なやり方はあるか ・やめても支障はな

コンテンツを書くには「一から考えない」が大切。

デザインスタジオ・エルのハラヒロシさんのnoteがとってもよかったので、Twitterで紹介させてもらいました。 上記のTwitterを書いているときに気がついたのですが、ぼくはnoteを読みながら、頭の中で紹介文をある程度作っています。「読む」と「文章を考える」を同時に行う感覚です。 自分にとっては普通のことなのですが、ハッと気づきました。周りにいる「書くのが苦手」と言っている人たちは、何かコンテンツを書く際に「書くために考える」を一からやっているのかも

#お電話相談シリーズ の裏事情

自分のお電話相談シリーズを久しぶりにみて、受注について、「そうか、そういうことだよね」と思ったことがありました。 自社の受注にはめちゃくちゃこだわりますWeb制作のご相談を頂いた末に「受注できなかった」ということは、「顧客の課題解決に貢献する機会を得れなかった」に等しいので、ぼくは受注にはめちゃくちゃこだわります。 特に、長野県BtoB企業様の場合、一発逆転はないけれど、「まずやるべきこと/その進め方」は自社なりに整理されていると思っているので、貢献できる領域だと思ってい