「できない」に価値がある
「できない」と他者に言うことはネガティブさしかなく、ほぼ価値がないと今まで思っていたのですが、Webマーケ支援をするようになってから、「できない」と伝える/伝えてもらうことはかなり価値のある情報だと思うようになりました。
「できない」には、様々なことを考えるポテンシャルがあります。
・なぜできないのか
・ボトルネックはどこか
・どんなやり方をしているのか
・向き不向きはあるのか
・向いている人は誰か
・本当にそれは必要なのか
・もっと楽なやり方はあるか
・やめても支障はないか
「できない」と教えてもらえることで、様々な側面から考えることができます。これが大きい。
「まずやってみる」がやりやすくなる
情報として「できない」に価値があると思えると、「まずやってみる」がとてもやりやすくなります。やってみて、できなかったとしても一つ前進なので。そして、一歩進めば、そこからは試行錯誤が生まれやすい。
BtoBのWebマーケ立ち上げでは手数が命ですので、「まずやってみる」はとても重要です。
でも、立ち上げたばかりのチームで、「まずやってみる」はなかなか急にはできません。初めてのことばかりなので、やっばりどうしても初動が重たくなってしまいます。ここを何とかしたい。
その時に、「できなかった」の情報に価値があるとチームで共有できれば、初動の重要なテコになります。だから、ちょっとやってみて、「ここが難しい/よく分からない/次はこうしたい」と言いやすい環境づくり、関係構築がWebマーケ支援ではとても大切だと思っています。
やってみないと「できない」が分からない
無理してやれたとしても、続かないと本末転倒です。継続できないのは一番よくないし、継続の最適化は各社でバラバラだからこそ、初動を軽くして、試行錯誤しやすくする取り組みが重要だと思っています。
やってみないと「できない」が分からない。それが分からないと試行錯誤ができない。「できない」を分かるためにもやってみましょう。というマインドをチームで共有できれば、「やってみる」が生まれるんだなあ…と学びました。
追記:JBNディレクター日報
同じ考え方で社内で始めてみた取り組みが JBNディレクター日報です。「継続的に書く習慣を身につける」を目標に、下記を約束に掲げています。
・質は問わない
・量も問わない
・内容も問わない
・外部には公表する
「まずやってみる」が少しずつ生まれるといいなと思っています。
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