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Web制作/Web活用支援のこと

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Web/Web活用支援について考えたこと、学んだことをストックしていきます。
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2020年11月の記事一覧

メールマーケティングは一喜一憂より、日々耕す方が大事。

「BtoBは初回接触から受注まで長期」と皆知っているのに、自社のことになるとなぜか結構忘れちゃう。 メールマーケティングしたら「どれだけCVしたか」みたいな話になりがちだけど、メールの第一目的は継続的な接触とそれによる想起です。 BtoBにおいて顧客側の発注タイミングはコントロールできないので、メールがCVを生むというより、案件化のための種蒔きと考えた方が健全です。CVをメールの目的にすると挫けやすいのでやめましょう。Webマーケティングでは「いかに挫けないで継続する環境を

「できる」という思い込みをやめて、「できる人の把握」から始めましょう。

けんすう(古川 健介)さんのツイートを読んで、ああ…と思いました。 けんすう(古川 健介)さんのツイート 「これをやれるようになりたい、といっている人のだいたいが全然やっていないけど、どうすればやれるようになるか」問題。 いや、もう、本当にその通りだと思います。 あと、この問いの設定自体が秀逸。 立ち上げ時に最優先すべきは習慣化 たとえばBtoB企業でブログコンテンツやTwitter、YouTubeなど、ちょっと動き出すと、「内容や品質をもっとよくしよう」とすぐルールや

Webマーケティングで大切なのは「実行力」

Web活用では「作ること」と同じくらい「届けること」の設計や施策が重要だと思っている派です。 届けることの中にSNSなどのチャネルも、メールマーケも、オンラインセミナーも、SEOチューニングも含まれている。 そんなの知ってるよという人も多いでしょうが、大切なのはこれらの「実行力」です。 提案書の施策としてこれらが書かれ、KPIやKGIの数値があったとしてもあまり意味がありません。 重要なのは「実行できるかどうか」です。 そして、どこまで実行できるかには「顧客側のスタッ

Webマーケティングには「一石三鳥」が大切

JBNでは月2回オンラインセミナーを開催しています。 その中で、Webマーケティング支援の成果事例をご紹介したく、P社様に事例紹介についてご相談したところ、ご快諾いただきました。 ご快諾いただいた顧客からの返信で「ご紹介いただくことで、少しでもリードが増えればと密かに期待しております」の一文が。 P社のQさん、この半年の学びが本当にワンダフルです。HubSpot開催のマーケティングセミナーにも自発的に何度も参加されているし、関連本も読まれている様子。こういう方がクライア

「成果を発見する/段階を見逃さない」という意志

Webマーケティング支援を担当するようになってから、顧客の成果をかなりこまめに明文化し、顧客に提示するようになりました。また、同じくらい社内にも共有するようにしています。 もちろん、定点指標は重要ですが、同じくらい「成果を発見する/段階を見逃さない」という意志も重要です。この姿勢がないと支援業務は難しい。 成果が出るBtoBサイトとはつまり「試行錯誤できるBtoBサイト」と同義です。 だから、試行錯誤できるようにサイト構築する必要があるし、試行錯誤できる人員と環境を整える

「何で最近の稲田さんはガツガツ仕事してるの?」への最終回答

「何で最近の稲田さんはガツガツ仕事してるの?五年前はそんなじゃなかったじゃん」とたまに聞かれます。 上層部からも「そろそろ本気出そうよ」と何度も言われました…(遠い目)元々ぼくは『働くこと』にそんなに興味がなく、いつ辞めてもいいや…と思うような性格なのです。 ガツガツ働く理由 でも、ガツガツ働く理由。 全然特異な理由ではなく恥ずかしいのですが、「Web作れます」だけでの投資価値が明らかに縮小するな…と五年前に思ったからです。誰もが知っている当たり前のことです。 五年程前

「これがないならWebマーケティングやっても仕方がない」の3元素

「これがないならWebマーケティングやっても仕方がない」の3元素 1. リード(見込み客リスト) 2. 価値提供できるコンテンツ・セミナー・WP 3. これを売るぞ!と絞った製品・サービス どれだけ良さげなMTGをしても上記3点を誰も答えられないなら、まずそれを決めてから。話はそれからだ。 (1)「リードがない」「リードがない」なら、下記の2点からスタート。 まだWebマーケティングをやる手前の段階です。 ・Sansanなどを導入し、全社から見込み客リストをデータでか

「企業は人なり」と等価の言葉としての「企業はWebなり」

乱暴にいうと、企業のWebコンテンツで今あるものは全て広告だとぼくは思っている。だからぼくはそう思って作っている。 でも、そう思ってないケースが圧倒的に多い。コンテンツという響きにはそんな錯覚がある。でも、広告でありCMでありチラシだよ。だって商品を買ってもらうための手段なんだから。 ぼくたちはこの二十年でITという新環境を得たけれど、事業への活用法はまだ広告の延長線から抜けていない。 新しい言葉が出ては毎回それらしいことを言うけれど、現実は未知の環境に方法論が追いつい

将来なんて分かんない

ぼくが所属する株式会社JBNには様々な職歴の人がいます。保育士、学芸員、自動車販売、土地開発、アパレル、DJ。 ぼくだって広告代理店→地方出版社→Web制作会社です。 二十代の頃、自分がWeb制作を生業にするなんて思ってもいなかった。しかも、Webマーケティングに真剣に取り組むなんて五年前だったら断っています。 それくらい将来なんて分からないし、社会環境の変化でガラッと変わる。 だから、もうすぐ大学受験の長女にぼくが言えるのは五つだけ。 ■将来なんて分かんない ■だ

「altはなぜ必要なのか」をきちんと説明してくれて好感が持てるコンテンツ。

Webマーケティング支援をしていると、検索対策が必要になり、そうなるとSEOチューニングが必要になり、そうなるとaltもバカにできぬ…ということで、「altの空白は基本NG」とWebマーケフェイズでは動いています。 しかし、SEO的側面だけではなく、本質的にaltのことを勉強しなくちゃなあ…とネットの海をウロウロしていたら(今さらですが)、初心者に嬉しいコンテンツを見つけました。 SEOのテクニック的な側面からではなく、「altはなぜ必要なのか」をきちんと説明してくれて好

コンテンツ制作は一石二鳥にも三鳥にもなり得る

Webマーケティング支援を担当しているN社様。 「◯◯の引き合い強化」とMTGで決まり、まずはコンテンツで集客。 JBNは設計&Web環境を整え、N社様はゴリゴリとコンテンツ制作を進めて頂く役割分担から1ヶ月。 今日、担当様との電話で、「遅くなってすみません。でも、◯◯の基礎知識はバッチリ頭に入りました!」と言っていただけてとても嬉しかったです。 コンテンツ制作は一石二鳥にも三鳥にもなり得るWebコンテンツは集客に寄与する重要施策ですが、作るのがかなり大変です。本当に

デザイナー&コーダーさんもコンテンツを書くことをお薦めする理由。

WebマーケティングやWeb運用で意外と見過ごされがちなのが「CMSの書きやすさ」です。 デザインは整っていても、記事を書こうとするとやりづらかったり、仕上がりが読みづらかったり。Web運用時、これは地味に足にきます。目立たないけど大きな障害。つまり、「書き味が悪い」という問題です。 この解決はデザイナー&コーダーさんに実際にコンテンツを書いてもらうのが一番。 「書くのが苦手」なデザイナー&コーダーさんが多い デザイナー&コーダーさんは「書くのが苦手で…」という人も多い

配配メール・安藤さんの記事まとめ

メールマーケティングについては、配配メール・安藤さんの記事がとても勉強になります。奇を衒わず、必要なことをきちんと教えてくれるので、自分のお客様にも「これを読んでおいてください!」とお薦めしています。 しょっちゅうお薦めしているので、自分のライブラリ用に安藤さんの記事をまとめておきます。メールマーケティング始めたいけどよく分からない…という人にも参考になるかもしれません。 配配メール・安藤さん関連のおすすめ記事 『メールマーケティング基本のキ ~まずはここから~』 8

「CINCであれば、こうします!」の恐るべき一石八鳥(稲田妄想)

CINC渡井さん作の『SEO,SNSを活用したコンテンツマーケティングの成功事例』資料を頂き、拝見したことで「コンテンツってこれくらい貪欲に活用すべきだよね」と思った記録です。 CINC(シンク)渡井さんのツイート 上記のツイートから、株式会社CINC(シンク)提供による『コンテンツSEO成功事例』の資料をいただきました。渡井さん、ありがとうございます。 資料内容は下記の2テーマ。 ・コンテンツSEO成功事例3社は何故上手くいっているか? ・SNSを活用した新しいオウン