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デザイナー&コーダーさんもコンテンツを書くことをお薦めする理由。

WebマーケティングやWeb運用で意外と見過ごされがちなのが「CMSの書きやすさ」です。

デザインは整っていても、記事を書こうとするとやりづらかったり、仕上がりが読みづらかったり。Web運用時、これは地味に足にきます。目立たないけど大きな障害。つまり、「書き味が悪い」という問題です。

この解決はデザイナー&コーダーさんに実際にコンテンツを書いてもらうのが一番。

「書くのが苦手」なデザイナー&コーダーさんが多い

デザイナー&コーダーさんは「書くのが苦手で…」という人も多いですが、それ故にCMSを「ユーザーとして使い込む」「実際にコンテンツを書く」体験が不足しているケースもあります。
ほとんど釣りをしない人が釣竿を作っているようなものだなあ…と思うこともあります。そんな状況で作られた釣竿はもちろん使いづらいし、魚だって釣れません。

道具を道具として使う。その体験と学び

CMSやデザインは道具であり手段です。うまい記事を書く必要はありません。道具を道具として使う。その体験と学びはデザインやコーディングにとても役立つはずです。

そして、皆さんが作ったWebサイトを受け取って、日々Webを活用している人たちがいる。皆さんの変化はその人にとって大きな助けになるはず。とぼくは思っています。なにせ毎日実感しているので。

「書きやすい」「読みやすい」CMSを得意とするデザイナーさんやコーダーさんは付加価値が高い

Web運用において「書き味」と「読み味」はとても大切なものです。そして、そこを得意としているデザイナーさんやコーダーさんはまだ少数派だと思います。だからこそ、「書きやすい」「読みやすい」CMSを得意とするデザイナーさんやコーダーさんはスキルとしても付加価値が高いと思っています。

地味だからあまり言及されませんが、Web運用している人たちにとっては毎日のことなので、「快適さ」はじわじわと評価されるはずです。新築の家を建てて、2年や3年経っても満足して住んでいただけるように。

デザイナーさんやコーダーさんはブログという道具を「作り手」ではなく、「書き手」としてぜひガンガン使ってください。上手い文章は必要ありませんから。

読みやすいWebコンテンツの筆頭例

BtoB企業サイトで「読みやすいWebコンテンツ」としてぼくの頭にすぐ浮かぶのが株式会社ベイジさんのオウンドメディア『knowledge / baigie』です。

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『ウェブ制作会社はコンペで選んではいけない』より

フォントサイズ、フォントカラー、見出しと本文とのマージン、行間などなど。テキストを主体としたページとして一番好きなバランスです。とにかく読み味がいい。CMSで書いているときも気持ちいいのではないでしょうか。

そういう「読み味」「書き味」はWeb運用の足を止めない点において超重要だと思っています。超見習いたい。

BtoB企業の方へ

ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。
JBNについてはこちらをご覧ください。

稲田英資について

株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。


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