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新社会人の息子を思う、豆腐メンタルママの桜の季節

4月に入って10日あまり。
新しい環境にまだ慣れない人も多いでしょうね。

「春なのに、お別れですか。
春なのに、涙がこぼれます~」

春になると、この曲を思い出します。
(1983年発売、柏原芳恵さんの曲です。)

40数年前。
わたしが小学校へ入学したとき。

別の学区から引っ越してきたわたしには、
知り合いがいませんでした。

他の子たちは友達とペチャクチャ
おしゃべりしていたけど、

わたしは「早く入学式が終わって欲しい」
「家に帰りたい」と思いながら
過ごしていました。

それでも、少しずつ学校にも慣れて
友達もできました。

しかし、桜の時期は切ない気分になったり、
訳もわからず不安になったりするのです。

結婚し子育てをして……
子どもたちの入学式は一つひとつ
おめでたいことでした。

でも、どこか寂しくもあったんです。

わが家では、この4月から息子が
新社会人になりました。

息子は大学の卒業式前から
「学生生活が終わること」
「社会人になること」
に憂鬱になっていました。

4年間の大学生活の半分が
コロナ禍だったので、充分楽しめなかった
という想いもあったと思います。

学生生活とは異なる環境に
身を置くことになるので、
不安が大きかったんですよね。

でも、誰もが通る道。
不安な気持ちを抑えて
4/1の入社式を迎えました。

まだ入社したばかり。
毎日緊張しているのはわかるけど、
少しずつ慣れていくしかない。

陰ながら息子を応援しています。

わたしの生活も一変しました。

息子が大学生のときは、
午前中はスロースタートでした。

息子の分の朝食を作っておけば、
それを食べて学校やバイトへ行く。

昼食はめったに用意しないし、
夕飯も週の半分は外食でした。

それがいまは、朝6時前に
朝食を食べる息子に合わせて準備をします。

「お弁当を作って欲しい」
というリクエストがあったため、
毎日3つのお弁当を作っています。

夫とわたし、そして息子の分。

息子は浪人時代のトラウマから
お弁当が好きじゃありません。

息子のトラウマはコチラから↓

なので、大学生になってからは
ほとんど作ったことがありませんでした。

それでも、お弁当を持っていく同期が多く、
作って欲しいというのです。

ならば、母が作らないわけがありません!
気合いが入ります!!

夫とわたしの分ならば、
色合いは気にせずテキトーに作ってもOK。

夫は車内でお弁当を食べるし、
わたしは在宅ワークなので
(お昼はお弁当で簡単に済ませて、
掃除などの家事をしたくて)家で食べるから。

……ということで、
夕飯の残りなどがメインになります。

でも、息子の分となるとそうはいきません。

研修中のため同期とお昼を食べるので、
色合いを考えて緑や黄色・赤などの
野菜も入れています。

基本的にきんぴらごぼうやおひたし、
卵焼きなどの和食中心ですが汗

帰宅時間も早くなりました。

学生時代は早くても20時頃でしたが、
いまは研修中なので18時過ぎには
おなかをすかせて帰ってきます。

...…ってことは、それまでにお風呂か夕飯を
用意しなくてはならない。

ここ数年、18時過ぎまで仕事をして、
19時半ごろ一人で夕飯を食べていました。

けれども、息子に合わせ
生活リズムを変えることにしました。

それだけでなく、夫にも微妙な変化が……。

息子のことを心配してなのか?
それとも、たまたまなのか?

いつもは22時過ぎる夫も、
20時半~21時頃帰宅するようになりました。

夜ひとりで過ごしていた時間が長くて、
考え事をしたり、読書をしたり、
料理の作り置きをしたりしていた
ひとり時間がグッと少なくなったんです。

ここまで読むと、新生活が楽しくないように感じますが、そんなことはありません。

親子でリモートワークができて、ランチを一緒に食べられる

息子はいわゆる「ハイブリットワーク」
という働き方らしく、出社する日もあれば、
リモートの日もあります。

特に研修中は、会社にとっても
リモートの方が対応しやすいのかもしれないですね。
Zoomのブレイクアウトルームに分かれて
チームごとに研修ができるし、
会議室などの場所を用意しなくてもいいので。

子どもと在宅で仕事ができるなんて、
嬉しすぎます。

もちろん仕事中は干渉しないけど、
お昼の時間になるとリビングで
お弁当を食べて、仕事(まだ研修中だけど)
の様子を聞いたりして……。

大学生の1~2年生のときはリモート授業で
いまと似ている環境でした。

でも、社会人になってからは、
研修とはいえ「仕事」をしている緊張感が
漂っています。
(いまだけかもしれないけれど……)

それが相乗効果になっているのか、
わたしも仕事に集中できるようになりました。
(わたしもいまだけかもしれないけれど汗)

息子も一人暮らしを熱望しているので、
数年後には夫婦2人の生活になる予定。

一緒に暮らしているときに、
こういう経験ができるのは正直嬉しいです。

昨年は娘が一人暮らしを始めたので、
ぽっかりと穴が開いたようで寂しかったんです。

だけど、毎日しくしく泣いていた
わけじゃありません。

同じ都内に住んでいるから、
会いたい時はいつでも会える。

娘も月に一度は自宅へ泊まりにきていました。

それでも身体は正直なもので、
わたしは体調を崩してばかりでした。

そして、今春息子の巣立ち。

同居しているとはいえ、また寂しくなるのかな?
桜の時期はまた切ない気持ちになるのかな?

と思っていたけれど、違ったようです。

娘の件で免疫がついたのか?
慣れたのか?笑

親子ともに生活にメリハリがついてきたし、
息子も学生気分が抜けたようです。

娘も一人暮らしにも慣れ、社会人2年目。
後輩もできました。

子どもたちが成長しているのを見ると、
これまで育ててきてよかったと思います。

巣立ちは寂しくもありますが、
子どもたちが大きく羽ばたくとき。

そう考えたら、桜の時期が
すこし楽しみになりました。

これから先も子どもたちの成長を
少し離れたところで見守っていこうと思います。


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