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【保護者インタビューvol.3】子どもも大人も「このままでいいんだ」と思える第3の場所

子どもオンライン・インプロショー『IMPRO KIDS at HOME』に出演した子どもたちの親御さんに、ショーを振り返ってお話してもらうインタビュー第3弾。

今回インタビューしたのは、りえさん。

以下に紹介する、はなのお母さんです。

はな:IMPRO KIDS TOKYOに通い始めて半年の、小学2年生。今回のインプロショーでは、自分で考えたオリジナルゲーム「かずぴったんこゲーム」を披露してくれました。zoomの使い方もマスターし、操作で困ってる人には教えてあげる、頼れる存在です。


ーー印象的だったシーンはどこですか?

「マイキーが言う」で変装した格好でやった、保健室のシーンです。
まほちゃんのシーンでいきなり「はなちゃん」と名前を呼ばれて急に登場しなければならなくなった時です。

私はIMPRO KIDS AT HOMEを別の部屋で見ていて、「はなちゃんと出れるかな」ってドキドキしてました。いつもなら「ほら、呼ばれてるよ!」私が言ってしまいたくなる場面ですが、言わなくても、ちゃんと自分で出れたんです。

「やって」って言われてやったんじゃなくて、自分で考えてやったのはすごく嬉しくなりました。

はなは家にいると、わからないことは誰かに聞いたり、すぐ頼ったりするんです。そこで私もすぐ教えちゃったりして。でもオンラインになったこの1,2ヶ月は、「自分で考えて、何かをやる」という自主性が芽生えた気がします。それが垣間見えた瞬間でした。


ーーオンラインでショーをすることに不安はありましたか?

はなはPCを触ったことがなくて、私自身もzoomを使ったことがなかったんです。さっきも言ったように、そう言う時はすぐ頼ってくるのが、いつものはななんですが、今回は私がわからないことが多くて、そうもいきませんでした。

そう言う点では未知だったんですが、でもオンラインになってから、「自分でやるからママはいいよ」って言ってきたり、私もわからないものに挑戦したからこそ、上で言った自主性に繋がったのかもしれません。

オンラインだからこその良さも感じました。湘南クラスのまほちゃんとは実際にあったことがないんです。本当なら一緒にインプロすることがなかったまほちゃんと、画面を通して新しやりとりする中で、こんなにも連携できるチームになるなんて。オンラインだからこそ実現したシーンだったとおもいます。


ーーIMPRO KIDS TOKYOはお子さんにとってどんな場所だと思いますか?

「第3の居場所」になっているのではないかとおもいます。
子どもってやっぱり、「家庭」と「学校」で過ごす時間が多くて、友達もそこにいることが多いと思うんです。この先成長していろんなことが起きて、家庭でも学校でも打ち明けられないことが出てくるかもしれない。私自身も高校生の時に「第3の居場所」ができて救われたことがあったから、はなにも、その2つじゃない居場所を作ってあげたいなと思ってたんです。だからこんなにも早く居場所ができるなんて、私自身もすごく安心しています。

ここでなら、生き生きとしたはなの姿が見れるだけじゃなくて、私自身も「このままでいいんだ」って思える場所になっています。

文章:松島和音
映像:Nekoneko

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