勝手にベトナム案内

ベトナム・ホーチミン市在住のカメライターです。ベトナムのおいしいお店や、好きな場所だけ…

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ベトナム・ホーチミン市在住のカメライターです。ベトナムのおいしいお店や、好きな場所だけ厳選して #勝手にベトナム案内 で発信しています。趣味は街歩きと建築巡り。 https://www.instagram.com/vietnam_annai

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    ベトナム生活での小話やオススメのインディーズアーティストなど、ベトナム関連のコラムをまとめました。

記事一覧

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レモングラス香る 汁なし牛肉麺「Bun Bo Sa Te Sa」

初訪 2021.04  更新 2022.04.21 【2023.07.30 追記】 こちらのお店の1区店は、残念ながら閉店しました。 現在は、7区の店舗のみ営業中。中心地から車で約20分と遠くな…

在住者オススメのベトナムみやげ23選

ベトナムに旅行にきたときや一時帰国の際には、ぜひ買って帰りたい現地のおみやげ。 甘い香りが特徴のベトナムコーヒーから、いま注目のBean to Barチョコや南国ビール、ア…

カフェ空間でいただく、魚介ダシのあっさり麺 「Bun Kien Xay」

初訪 2023.08  更新 2024.01.11 南国リゾートとして人気を集める、ベトナムの離島「フーコック(Phu Quoc)」。 島というだけあってウニやカニ料理、ニシンのサラダなど…

おもちゃのようなかわいさ。フエ伝統の"紙の花"

ベトナム中部にある古都フエの、お正月を彩る紙製の花「ホアザイ(Hoa Giay)」。 これまでは正月近づくフエで、祭壇などを彩るだけだったこのお花ですが、近年はそれも変…

創業90年余。サイゴンの老舗バインミー店「Banh Mi Bay Ho」

初訪 2019.06  更新 2023.10.26 日本でも人気の高い、ベトナムのストリートフード「バインミー(Banh Mi)」。 米粉などを使ったサクッと軽い食感のバゲットに、ハムや…

ベトナムの思い出を香りで持ち帰ろう 「Nau Nau」

初訪 2018.03  更新 2023.10.15 空港に降りたったときの、あのアジア特有の匂いや、いろんなものが混ざりすぎた市場の匂い。はたまた、煙をもうもうと振りまくコムタム…

ホーチミン市内で観られるカオダイ教寺院「Thanh That Cao Dai Sai Gon」

初訪 2019.03  更新 2023.10.07 カオダイ教とは カラフルで奇抜な寺院装飾が目を引く、ベトナム生まれの新興宗教「カオダイ教(Đạo Cao Đài)」。新興宗教とはいえ…

バジル香る鶏鍋"Lau Ga La E"の店 「Hoi Ngo」

初訪 2019.08  更新 2023.10.03 「エー(É)」と呼ばれる、バジル系のハーブをふんだんに使用した、あっさり鶏塩鍋「ラウ・ガー・ラー・エー(Lau Ga La E)」。 ベト…

南国ジェラートやドリンクも。植物由来のプチベーカリー「Bon Appetit」

初訪 2023.09  更新 2023.09.27 今回取り上げるのは、ベトナムではまだ珍しい「ヴィーガン(完全菜食主義)」対応のベーカリー「Bon Appetit(ボナペティ)」。 パンオ…

暗闇マッサージと薬草風呂で 非日常の体験を「Noir. Spa」

初訪 2023.09  更新 2023.09.17 ベトナム旅行やベトナムでの生活を、思い出深いものにしてくれるものの1つが “現地でしか味わえないユニークな体験”。 たとえば、ホ…

ミシュラン掲載の小さなおこわ店「Xoi Bat」

初訪 2023.07  更新 2023.09.08 ベトナム初となるミシュランガイド “ミシュランガイド ハノイ・ホーチミンシティ2023" が今年発表され、ホーチミン市の「アンアン・サ…

チャイナタウンの老舗食堂「Com Ga Dong Nguyen(東源鶏飯)」

初訪 2016.07 更新 2023.08.24 ホーチミン市中心部から車で20分ほどの場所にある、華人街チョロン(Cho Lon)。 かつて中国から移り住んだ華僑やその子孫が数多く暮らす…

温かい家庭の雰囲気漂う、ベトナム中部料理店「Han Pho」

1つの街にいながら、国内各地の名物料理が味わえるのも、大都市であるホーチミン市の魅力。今回は、ビーチリゾートのダナンや世界遺産の街ホイアンで知られる、ベトナム中…

【タイニン】 バーデン山の仏教テーマパークへ行ってみた

旅行日 2022.04.10 ホーチミン市の北側に位置する街「タイニン(Tay Ninh)」省には、新興宗教「カオダイ教(Dao Cao Dai)」以外にも、有名な宗教施設があります。 そ…

【タイニン】 カオダイ教の総本山へ

旅行日 2022.04.09 ホーチミン市の北側に位置し、カンボジアと国境を接する街「タイニン(Tay Ninh)」省。 ホーチミン市内から車でおよそ2時間半の場所にあるこの街で…

チョロンで食す老舗のチェー「Che Ha Ky」

初訪 2016.10  更新 2023.06.01 「ベトナム版ぜんざい」といわれるベトナムスイーツの代表格「チェー(Che)」。 豆やフルーツ、クラッシュアイスにココナッツミルクを…

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レモングラス香る 汁なし牛肉麺「Bun Bo Sa Te Sa」

初訪 2021.04  更新 2022.04.21 【2023.07.30 追記】 こちらのお店の1区店は、残念ながら閉店しました。 現在は、7区の店舗のみ営業中。中心地から車で約20分と遠くなってはしまいましたが、ほかでは味わえないおいしさなので、食への探究心が強めな方にオススメ。(住所や最新情報は、最下部のリンクをご参考ください。) ーーーーーーー 台湾やマレーシアなど、アジアで人気のローカルヌードル「牛肉麺」。 海外に行ったら現地で愛される一杯をぜひとも食べておき

在住者オススメのベトナムみやげ23選

ベトナムに旅行にきたときや一時帰国の際には、ぜひ買って帰りたい現地のおみやげ。 甘い香りが特徴のベトナムコーヒーから、いま注目のBean to Barチョコや南国ビール、アジアン調味料や生活雑貨まで、おもに現地スーパーで調達できるベトナムみやげを厳選してみました。個人的に推したいものばかりなので、どなたかの参考になればうれしいです。 ※ 記事内の価格は店により異なるためあくまでも目安です 【飲みもの】1/ベトナムコーヒー まず1つ目は、やっぱり外せない王道のベトナムみやげ

カフェ空間でいただく、魚介ダシのあっさり麺 「Bun Kien Xay」

初訪 2023.08  更新 2024.01.11 南国リゾートとして人気を集める、ベトナムの離島「フーコック(Phu Quoc)」。 島というだけあってウニやカニ料理、ニシンのサラダなど、新鮮な海鮮を生かしたご当地料理がさまざまあるのですが、中でも有名なのが、ご当地麺「ブンクアイ(Bun Quay)」。 透き通った魚介スープに、するりと舌触りのいい米麺ブンを合わせ、エビや魚のつみれをのせたあっさり味の麺で、現地でも愛される有名店が今回の「ブンクアイ キエンサイ(Bun

おもちゃのようなかわいさ。フエ伝統の"紙の花"

ベトナム中部にある古都フエの、お正月を彩る紙製の花「ホアザイ(Hoa Giay)」。 これまでは正月近づくフエで、祭壇などを彩るだけだったこのお花ですが、近年はそれも変化。おもちゃ箱から飛び出したような色とりどりのかわいさがフエ以外の人にも知られ、いまでは都市部のホテルやレストランなどベトナム各地でも時折目にするようになりました。   紙の花の歴史 この紙の花。作られているのは「タンティエン村(Lang Thanh Tien)」という中部フエの小さな村なのですが、その歴

創業90年余。サイゴンの老舗バインミー店「Banh Mi Bay Ho」

初訪 2019.06  更新 2023.10.26 日本でも人気の高い、ベトナムのストリートフード「バインミー(Banh Mi)」。 米粉などを使ったサクッと軽い食感のバゲットに、ハムやなますやパクチーなどをサンド。仕上げにベトナム醤油をふりかけ、フランス植民地時代の置きみやげでありながら、アジアンなサンドイッチに仕上がっています。 メインの具材も、卵焼きからつくね、サバまでバリエーション豊富なので、いろいろな店の味を食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。 特に、庶民の

ベトナムの思い出を香りで持ち帰ろう 「Nau Nau」

初訪 2018.03  更新 2023.10.15 空港に降りたったときの、あのアジア特有の匂いや、いろんなものが混ざりすぎた市場の匂い。はたまた、煙をもうもうと振りまくコムタム屋の匂いなど…。ベトナムでの思い出とセットになっている、いろんな匂い。 日本に帰った後に、匂いがスイッチとなって思い出を連れてくる、なんて少々ドラマチックなこともあったりします。 現実的にはホコリや市場の匂いだったりしますが 笑 思い出を連れてくるならやっぱりうっとりするような香りの方が尚よし。

ホーチミン市内で観られるカオダイ教寺院「Thanh That Cao Dai Sai Gon」

初訪 2019.03  更新 2023.10.07 カオダイ教とは カラフルで奇抜な寺院装飾が目を引く、ベトナム生まれの新興宗教「カオダイ教(Đạo Cao Đài)」。新興宗教とはいえ発足は1926年で、現在国内外に400〜600万人の信者がいるといわれています。 カオダイ教が生まれたのは、ベトナム南部のタイニン省。住民のおよそ7割がその信者といわれ、総本山となる巨大寺院での礼拝で信者がずらりと並ぶ光景は圧巻です。 …ぜひその様子、見てみたい!と思うところですが、ホーチ

バジル香る鶏鍋"Lau Ga La E"の店 「Hoi Ngo」

初訪 2019.08  更新 2023.10.03 「エー(É)」と呼ばれる、バジル系のハーブをふんだんに使用した、あっさり鶏塩鍋「ラウ・ガー・ラー・エー(Lau Ga La E)」。 ベトナム中南部の高原地帯ダラット(Da Lat)や、海辺の街フーイエン(Phu Yen)の名物料理で、口の中に広がるエーの葉の清々しい香りと、やさしく滋味深い味が印象的。上品で飽きのこない味は、日本人の味覚にもきっと合うはず。と思う、個人的にも推しの鍋料理です。     今回取り上げるお

南国ジェラートやドリンクも。植物由来のプチベーカリー「Bon Appetit」

初訪 2023.09  更新 2023.09.27 今回取り上げるのは、ベトナムではまだ珍しい「ヴィーガン(完全菜食主義)」対応のベーカリー「Bon Appetit(ボナペティ)」。 パンオショコラなどのプチパンや、ムースやタルトなどのスイーツをはじめ、バインミーや南国フルーツのジェラートまで厳選したメニューが並ぶ、プチベーカリーです。 その特徴は前述の通り"ヴィーガン"、つまりすべて100%植物性の素材のみを使用していること。 ハムなどの具材が一般的なバインミーも、そし

暗闇マッサージと薬草風呂で 非日常の体験を「Noir. Spa」

初訪 2023.09  更新 2023.09.17 ベトナム旅行やベトナムでの生活を、思い出深いものにしてくれるものの1つが “現地でしか味わえないユニークな体験”。 たとえば、ホーチミン市のスパで身体を癒すなら、一風変わった体験ができる「ノワールスパ(Noir. Spa)」でのひとときもオススメです。 公式HPなどで「暗闇マッサージ(Massage in the Dark)」と説明される通り、マッサージルームは仄暗い空間。そして、マッサージを担当するのは、視覚障害を持つ

ミシュラン掲載の小さなおこわ店「Xoi Bat」

初訪 2023.07  更新 2023.09.08 ベトナム初となるミシュランガイド “ミシュランガイド ハノイ・ホーチミンシティ2023" が今年発表され、ホーチミン市の「アンアン・サイゴン(Anan Saigon)※1つ星」など、4つのレストランが星を獲得しました。 今回は、そんな"ミシュランの星付き"ではないものの、明日にでも気軽に食べに行けるコスパのいいお店「ビブグルマン」に選ばれた一軒を、ピックアップ。 街なかから少々離れているものの、それでも行く価値ありと個人

チャイナタウンの老舗食堂「Com Ga Dong Nguyen(東源鶏飯)」

初訪 2016.07 更新 2023.08.24 ホーチミン市中心部から車で20分ほどの場所にある、華人街チョロン(Cho Lon)。 かつて中国から移り住んだ華僑やその子孫が数多く暮らすチャイナタウンとして、レストランも中華系のお店が多め。点心や海南チキンライス、中華麺のお店などおいしいお店が多いことでも知られるグルメなエリアです。 今回取り上げるのは、中でも老舗の1945年創業の鶏飯店「コムガードンググエン(Com Ga Dong Nguyen/東源鶏飯)」。 中国か

温かい家庭の雰囲気漂う、ベトナム中部料理店「Han Pho」

1つの街にいながら、国内各地の名物料理が味わえるのも、大都市であるホーチミン市の魅力。今回は、ビーチリゾートのダナンや世界遺産の街ホイアンで知られる、ベトナム中部の料理店。中部の名物麺のほか、藤井聡太棋聖が勝負メシに選んだチキンライスなども味わえる一軒です。 今回のお店の魅力は、なんといってもそのアットホームな雰囲気。 ベトナムの親戚宅を訪れるような家庭的な空間で、中部出身のフレンドリーな店主が迎えてくれます。 アクセス お店の場所は、鶏肉フォーと鶏春雨の有名店「ミエン

【タイニン】 バーデン山の仏教テーマパークへ行ってみた

旅行日 2022.04.10 ホーチミン市の北側に位置する街「タイニン(Tay Ninh)」省には、新興宗教「カオダイ教(Dao Cao Dai)」以外にも、有名な宗教施設があります。 それが、タイニン市の北東 11 km に位置する「バーデン山(Nui Ba Den)」。 300年以上の歴史を持つ寺院や仏塔が建つ信仰の山として知られ、多くのベトナム人参拝者で賑わっています。 カオダイ教 総本山についてはコチラ☟ この「バーデン山」ですが、近年は"信仰の山" としてで

【タイニン】 カオダイ教の総本山へ

旅行日 2022.04.09 ホーチミン市の北側に位置し、カンボジアと国境を接する街「タイニン(Tay Ninh)」省。 ホーチミン市内から車でおよそ2時間半の場所にあるこの街で、特に有名なのが新興宗教「カオダイ教(Dao Cao Dai)」の総本山があること。タイニン省の人口の、実に7割近くがカオダイ教信者といわれています。 カオダイ教が外国人旅行者からも注目を集める理由の1つが、寺院の奇抜な装飾。極彩色で彩られたカラフルな寺院はとっても個性的で、思わずカメラを向け

チョロンで食す老舗のチェー「Che Ha Ky」

初訪 2016.10  更新 2023.06.01 「ベトナム版ぜんざい」といわれるベトナムスイーツの代表格「チェー(Che)」。 豆やフルーツ、クラッシュアイスにココナッツミルクを合わせたスタイルが定番で、南国にぴったりのひんやりスイーツとして愛されていますが、素朴な温かいチェーも人気。 観光市場として知られるベンタイン市場で、種類豊富なチェーのほとんどは食べられますが、今回取り上げるのは中華街のチェー専門店。 多くの華人が暮らすホーチミン市5.6区周辺の「チョロン(