息子のひらがなの練習につきあってみて学んだこと
小学校1年生の息子は、少し前に学校でひらがなを習得し終えました。その復習プリントが最近の宿題に出てくるので、何気なく付き合っていたところ……
え?待って!書き順違う!そして意味する文字は伝わるけれどちょっと書き方を訂正したい!!というポイントがたくさんあることに気づきました。今更。
息子は絵本を読んで自分で何かを書く(描く)習慣があり、こちらが教えなくても保育園時代からなんとなく読み書きができるようになっていたので、特に手を入れなくてもいいだろうという私の目論見の甘さ。
毎日ちょこちょこと宿題には付き合っていたので(丸つけあるし)、まあ正解には辿り着いているからよかろうと思っていたのもまた事実。
とりあえず帰ったら自ら宿題を済ませる習慣が定着しているので、いちいち注意してやる気を失くすよりもいいかなぁなんて思っていたのだけど。
この辺は全て反省ポイントです。いちいち言う以外に良き伝え方があるのでは?というところは目下の課題ですが。
ひらがなの書き方そのものよりも、自己流がすぎる!そして開き直りもすごい!!!ひらがなの書き方というよりも、この頑なさをどうにかしたい!!と思う母なのでした。まずは違っているところ、自分のできないところを素直に認めて、せめて聞く耳を育てたいものです。
人のふり見て我がふりなおせ
そしてそんな息子を見ながら私も反省。
この取り組みへの姿勢って私も同じじゃない??と。
主にデザイン的な複業の部分での話です。
なんとなーくデザインソフトが使えるようになって、
なんとなーく間に合わせ程度の制作物が作れるようになって、
なんとなーくそれっぽい本を読んで、
なんとなーくできるようになった感覚でいるけれど。
おだて褒められその気になって
そして時々プロの仕事を見て唖然として自信を失う、
そして開き直る。
とにかくやってみること・できるようになることは悪いことではありません。でも冷静に考えてみたら、「なんとなーく」の積み重ねっていずれ頭打ちなんですよね。
なんとなーくできている気がしている
→どこができていないかがわからなくなってしまう
→だからと言ってスタート地点に戻るのは無駄に思えてしまう
→できないところができないまま、誤魔化しはそのまま
→結果的にそれ以上伸びることができなくなる、苦しくなる
息子のひらがなへの取り組みが、複業でもがいている今の私に完全に重なりました。
今さらでも、「できない」が「できる」に変わる瞬間は楽しい
長男を見ていると、全て仕上がったものに◯バツをつけて、訂正を促すと「せっかくやったのに!もういいじゃん!」と著しくやる気を失うことがわかってきました。面倒だけど取り組む様を横でじっと見ていて、おかしいと思った時にすぐに指摘してみます(これ、ヘナチョコでカッコ悪くない?みたいに、穏やかに)。そして裏紙にその場で何度か練習。私も一緒に文字を書きながら、ここは細く書いた方がかっこいいね!とか、おしりみたいに丸く!とか、書き順をリズムよく唱えながらなどなど、遊び心も演出。
ひととおり終わった段階で全体を眺めてどこができていなかったかを再度確認。
息子のひらがなの書き方を見ていた結果、書き順などなどに意見したい!と思ったのはこちら。
「お」「ふ」「ね」「か」「よ」「せ」「や」
おふねかよ!!せや!!
ピックアップした文字を並べ替えて、あはは〜お船かよだって〜せやっ!!と笑っているのはご本人です。意外と楽しくこなすことができました。
取り返しがつかなくなる前に、楽しいポイントを見つけながら基礎をしっかりやるのは大事だと思いました。当然のことなのだけど。
私も基礎練をしよう
考えてみれば、もうわかってるし〜と思うような内容でも長男は毎日宿題をこなしているわけです。その取り組む姿勢に穴があったわけですが。
もうわかってるし〜のような内容も、ちゃんと基礎編の教科書をみっちりやりきるような取り組みを私もやろう。宿題のように毎日やろうと思いました。
どんな仕事をしたいか・今の自分のスキル(+ちょっと背伸び)でできる仕事はないか?を持っていることはもちろん大事だけど、同時に自分のスキルを冷静に見て逐一確認・修正していくこともやっていこう、そんなことを長男の横で思いました。
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お読みいただきありがとうございます!
このnoteはアラフォー農業専従者・2児の子育て中の私、imoえんぴつが農業以外で自分の看板を立てようとして始めました。イラスト・文・グラレコなどを駆使して見える化≒デザインを広く練習中です。文具好きのアナログ人間。子育て・日々の気づき・文具・キャリアチャレンジ・デザインの勉強・イラスト・はたまたnoteそのものについて……などをテーマにnoteを楽しんでいます。
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