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vol.2 あなたは幸せになっていい

あなたは幸せになっていい 許可を出すということ   

結婚恋愛アドバイザーの映良です


初回にはちょっと重い話ですが、
ふと思い出したので、古い知人の話をします
彼女はとてもしっかり者
明るくて活発で
周りへの配慮もでき、いつも笑顔で素敵な女性で大好きでした

彼女の家族構成は
父・母・兄・妹の5人家族
ごく普通の家庭で幸せに暮らしていたのです。その頃はそう見えました。

そんな中で、父親に反発した兄が家出
兄は消費者金融で多額の借金を作り、
「勘当」を言い渡され二度と家に帰らさない約束をさせられました。
そして、
こじれた兄と父との親子関係が回復する前に父親は癌を患い他界してしまったのです。
当時、彼女は29歳。

母親は長男の嫁

彼女の母親は、その時代の典型的な長男の嫁で、
嫁ぎ先の舅・姑に仕え、二人を送り、
長男として育ち、頑固で融通の利かない夫には口答えもできない、
我慢が美徳と言われた時代のDV被害者でした

その母親をずっと見てきた彼女

父親が他界し、母親が兄を許しても
彼女は母親を苦しめた彼を許すことはできず、
家に迎え入れることはしませんでした

自由な妹は、さっさと恋愛結婚して家を出ていき
残されたのは
彼女と母親

母親は彼女を縛ることはしませんでした
いい人がいたら、結婚して家を出たらよいといつも言っていました

でも彼女は二人の生活をやめることはせず
60代になった現在も90代の母親と暮らしています

あなたは幸せになっていい 許可を出すということ

誰かの人生を幸せか不幸かなんて語ることはできないけど
彼女の生きざまを考えると切なくなるのです

幸せになっていいという許可を彼女はなぜ出せなかったのでしょうか?

vol.2
読んでいただいた方が考えていただけたらと思い、疑問形で締めています
昭和のDVの形が
気づかぬうちに人生の歪になっているかもしれない


I.M LABO
吉里映良


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