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父と目が合わせられない。

私にとって、
どんな職場よりも
理不尽で胃が痛くなって、
ストレスが溜まるのは、

実家だと思う。ひしひしと。

私の家は、
周りからは仲が良いと
いつも羨ましがられる。

自営業の父、専業主婦の母。
昔不動産業を営んでいた祖母、
そして私たち4人の兄妹。

買い物に親ともよく行くし、
家族で過ごす時間を大事にしている。

だからこそ、苦しい。
息苦しくて、苦しい。

父のことは好きだし、
感謝してる。

でも、父のような人は好きじゃない。

人の話を否定から入り、
いつも何でも疑ってかかる。
会話にならないのだ。

いつも全部自分が把握していないと
機嫌が悪くなる。
母のことをすぐに罵る。怒る、卑下する。

自分の機嫌を自分でとれない、
御山の大将である。

今は、実家にいる子どもは
私しかいない。

祖母の介護のことも
機嫌が悪くなると母にあたる。

その母の愚痴を私が聞く。

母と父は口を聞かないから
わたしが食卓を盛り上げる。

こんなのうんざり。頻繁にある。

兄の結婚も、そうだ。

兄は自分が主役になりたがる。

自分が両親に
1番に関心を持ってもらわないと
気が済まないから、やたらと
事を大きくする。

いろんなことが事後報告。
時代の流れだと聞かないことも多くて
それが父の逆鱗に触れる。

結局、飛び火するのは私と母親。

怒られないように過ごし
笑顔で振る舞う週末。

仲が良いはずなのに、
こんなふうに思っているのは、
心の底では好きじゃないのかな。

はあ。
子供の頃から、父親が1番の壁だった。

学校を決めるときも、
就職活動の行方も、
教授より何よりもこわいのは父だった。

好きな人を含めた、
高校の男女仲良しグループで行った
花火大会。

せっかく浴衣を着て行ったのに、
帰り遅くならないように、
わたしだけ途中で走って帰ったっけ。

花火大会の会場へ向かう大勢の
人波をかき分けて逆方向へ向かうわたしは
心の中で泣いたなあ。

「なんでわたしだけ」って。

結局、そういうことおかしいって思うし
こんな家出てやるって思うけど

行動には移せていないんだから、私は。

なんだかんだ逆らえないし
今の状態を妥協しながらも
受け入れようとしてる自分がいるんだ。

ズブズブ、音を立てて。

親孝行?
死ぬほどした。

お金だって援助してる。
返してもらおうだなんて思ってない。
期待してないから。

良い子でいろって?

学校もストレートで、
どんなときもダブらずにいたわ。

学費の少ない国公立に行った。
バイトもたくさんした。
親に迷惑かけないよう、
というか 甘えたくなかったから
お金は出来るだけ自分で賄った。
仕事だって死ぬほどがんばった。

だからこそ
親に言えないことだってして
嘘だってたくさんついてきた。

私なりの小さな反抗、なのかな。
ださいでしょ〜どうせ
悲しませることは本望じゃないのに。

ふ〜
結局書くだけ。
書いて、心のノートの1ページを破いて
捨てて、はいおしまい。

私は、
恵まれた環境にいる親孝行してる娘さん。

そのレッテルの中で
もがいてあがいてこれからも
生きていくんだろうか。

かなしい
何も知らない人たちに羨ましがられて
あなたは良いわよね、そう
これからも言われ続けるのね。

は〜
本当の自由は、どこだろう。

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