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自宅スープカレーのススメ

久々にスープカレーを作りました。
札幌市民にはお馴染みのスープカレー。
今や全国的にだいぶ認知されてきている料理ですね。(たぶん)
野菜やスパイスをたくさん摂取できる素晴らしいスーパーフードです。完全栄養食
そんなスープカレーを僕は今年の2月に初めて作りました。完全なる勢いで。
スープカレーって美味しいんですがやっぱり高いんですよね。
どの店で食べても最低1,000円以上はしてしまう。
トッピング付けたらすぐ1,500円とかになってしまう。
値段相応の満足感はあるんですが、頻繁に食べるには少し高いなーと思いまして。
じゃあ作ってみようじゃないかと思いまして。
自分で作っても結局1,000円以上は掛かるんですが、2〜3回食べれるのでお得です。
それでは作ってみましょう。


材料(スープ)

(2人前)
水 600cc
トマトジュース 200cc
カレー粉 30〜40g
ガラムマサラ 5g
ニンニクチューブ 5cmくらい
生姜チューブ 5cmくらい
チリペッパー 3〜4振りくらい(中辛)
クミン 2振りくらい
塩 小さじ1
塩コショウ 小さじ1
コンソメ顆粒 小さじ2
ブイヨン顆粒 4g
あらびきガーリック 適量

数字は一応書き記しましたが、あくまで一つの目安としてお考えください。
入れる具材の量とか気分で全然変わります。
日によってはカレー粉50g入れる時もありますし、ガラムマサラを1瓶近く入れる時もあります。
好みに合わせてナツメグを入れたりクローブを入れたりしてももちろんいいです。
それぞれの味を研究しましょう。
塩とクミンを入れすぎなければ大体美味しいです。

そう、クミン

過去にコイツにやられました。
クミンのことをよくわかってなかった僕は、ガラムマサラを入れる感覚でドバドバ入れたことがあります。

…クミン強すぎない????

なんかものすごく強いんですよコイツ…。
風味が圧倒的にエスニック
爽やかな風味なんですが爽やかすぎて寒い…!
もちろん好きな人はドバドバ入れても構いません。
しかしこれは主張が強い
一度失敗してからというもの、僕は絶対に2〜3振りしか入れません。
足りなければ後から足せばいいしね。
とにかく様子を見ながら入れることをオススメします。なんなら入れなくても美味しい。


【スープ作りの手順】

①鍋にサラダ油orオリーブオイルorバターをひく
(中火/好みの風味に合わせて)

②ニンニク&生姜チューブを炒める
(生のニンニクや生の生姜を炒めた方がきっと美味しい)

③そのまま水を100ccくらい入れて沸かす
(カレー粉を溶かせればいいです)

④カレー粉を入れて水に溶かす
(割とすぐ溶ける)

⑤コンソメとブイヨンを溶かす
(割とすぐ溶ける)

⑥水とトマトジュースを足して沸かす
(トマト感を強くしたければトマトジュースの割合を増やす)

⑦他の調味料をどんどん入れる
(順番はなんでもいいです)

⑧完成

と言いたいところなんですが、具材を入れると味のバランスが変わります。
とりあえずスープのベースが出来たという感じにして、具材を足して軽く煮込んだ後に改めて調味していきましょう。

具材編へ↓



材料(具材)

ジャガイモ 5〜6個
ニンジン 2本
ナス 1〜2本
しめじ 1株
ブロッコリー 1株
オクラ 数本
チキンレッグ 人数分

基本的に僕は素揚げ大好きマンなのでほとんど素揚げします。
素揚げというのは唐揚げ粉や天ぷら粉を付けずにそのまま揚げるだけという揚げ方ですね。
素揚げの何が良いって野菜の甘みがものすごく出るんですよ。そりゃもうものすごく。
揚げたて食べたらホクホクで甘くてびっくりしますよ。最高です。
今回はジャガイモとニンジン、ナス、しめじを揚げました。

ジャガイモとニンジンはホクホク甘い
ナスは油吸ってジューシー
しめじは香ばしい

今回はやりませんでしたが、ブロッコリーの素揚げも非常に美味しいです。
(気軽に食べたい方はびっくりドンキーの『ブロッコリーの箱舟』を食べましょう。激ウマ。)
鶏肉類を素揚げしても香ばしくて美味しい。
具材を揚げるか焼くか煮るかは好みによるので、とにかく色々試してみましょう。

あと写真撮るの忘れましたがオクラとブロッコリーは冷凍のものを使いました。
オクラは下処理がめんどくさいし、ブロッコリーは普通に買うと割と高い
お手頃価格で簡単に幅広く使えるので非常にオススメです。


【具材作りの手順】

①下処理をする
ジャガイモは皮を剥いて好みの大きさに切る。
にんじんも皮を剥いて好みの大きさに切る。
ナスは洗って好みの大きさに切る。
しめじは石突きを切って好みの大きさにバラす。
ブロッコリーは洗って好みの大きさにバラす。
オクラはヘタと生毛の処理する。
チキンレッグは醤油、塩胡椒、生姜、ニンニク、カレー粉等を袋に入れて揉んで1時間くらい冷蔵庫で寝かせて下味を付けたりする。揚げるなら唐揚げ粉とか付けてもいいです。

②素揚げする
◆コツ◆
たっぷりの油で揚げる!!!
(油ハネしにくくなります)
水気をキッチンペーパーで拭き取る!!!
(油ハネしにくくなります)
中火でキツネ色になるまで揚げます。
菜箸がすんなり刺さってホクホクするまで(味見)

③素揚げをしない具材はスープでひたすら煮る
火が通るまで煮ます。
ジャガイモを揚げずに煮る場合は煮過ぎて溶けないように気を付けましょう。
オクラとブロッコリーは煮過ぎると色味が悪くなるので、最後の方に軽く煮るくらいにしましょう。
肉はしっかり火を通しましょう。

④素揚げした具材をスープに入れる
火はすでに通っているので温めて馴染ませるくらいで大丈夫です。
少し煮込んで味を染みさせても美味しいですし、味が染みてなくてもスープと共に味わうと素材の風味が活きているのでそれはそれで美味しいです。好みです。

⑤トッピングをする
◆個人的なオススメトッピングランキング◆
《第3位》
ゆで卵(半熟)
卵好きなら有無を言わずに入れましょう。
トッピングと言わずともほぼメインの具材です。

《第2位》
チーズ(onライス)

カレー自体に入れてもいいのですが、イチ押しはライスに溶けるチーズを乗せてバーナーで炙ります。
カレーに入れるとチーズが全体に溶けて風味が薄れてしまうのですが、ライスに乗せておくと一口毎にチーズの風味とまろやかさがしっかりと味わえます。最高。

《第1位》
ひきわり納豆
これはもう圧倒的に1位です!!!!!!
納豆が嫌いじゃない方は是非入れて頂きたい。
風味と旨味が爆発します。圧倒的旨味。
普通の納豆でもいいですがひきわりの方が風味がエグい。
タレは入れずに納豆のみ。
どこのスープカレー屋さんに行っても大体入れます。
そしてどこのスープカレー屋さんのトッピングメニューにはほぼ必ずひきわり納豆があります。つまりそういうことです。
スープカレーとの相性抜群・ひきわり納豆。
是非お試しください。


【完成】

真ん中にポヤポヤとかかっているのは乾燥パセリです。
乾燥バジルでもいいです。
なんかこういうの乗ってると本格的っぽくなります。もちろん風味も良いです。

いかかでしたでしょうか?
ざっくりとした説明になりましたが、スープカレーの味に正解はありません。
是非色々と試しながら自分だけのスープカレーを作ってみてください。
初めて作った時は3時間くらいかかりましたが、今では最短30分ほどで作れるようになりました。
でもこだわる時は2時間くらいかけます。
スパイスにこだわるも良し、具材にこだわるも良し、揚げ方や煮方にこだわるも良し。
各々の舌に合わせた最高のスープカレーを作ってみてください!
何をどれだけ入れても最高です!





(クミン以外は)

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