見出し画像

うつ病人は仕事を続けるべきか?辞めてよくなるうつ・悪化するうつ

「仕事辞めたら、うつ病、良くなるかな…」

あえて言おう、ケースバイケースであると。


株式会社イメジン、ブランディング担当ライターの日野成美です。

一昨夜弊社のオンライン新年会があったんですけど、まったりよんな盛り上がりを見せて楽しかったです。エンジニア畑のメンバーの会話がかっちょよかった!弊社のやり手エンジニアにインタビューした記事は来週UPする予定なのでお楽しみに。


さてコロナ禍で中途採用市場が波乱万丈、新卒の就活がえらいこっちゃで「仕事があるだけありがたいと思え」と言われかねない社会事情の中で「退職うつヌケ」の話をします。

弊社では人材採用を最大の投資と考え、シニアレベル以上のエンジニアや部長級を狙える有能なセールス担当を募集しています。このnoteも今後、採用に関しての記事をUPする予定です。

そんな中で仕事を辞めるの休むのどうするのお話というね。


長期化しやすいうつ病にかかりはじめの時、あるいは悪化した時期に、必ず悩みが発生します。

「仕事をやめた方がいいのか」という悩みです。


基本的に、イメジンのうつヌケハックにおいて仕事を辞めることはお勧めしていません。

人間の生きる軸を考えた時、仕事はとても重要だからです。

でも、今まさに苦しい人に宛ててうつヌケハックは何ができるのか。


今日から2回に渡り【仕事・休職編】をお送りし、明後日からはビジネスパーソン宛うつヌケハックもう1つのキモ【手帳術】についてお伝えすることとします!

さてうつ病人は、仕事とどうつきあうべきなのか。じっくりとお読みいただけますと幸いです。

今回、ハラスメント被害者の方について、突っ込んだ意見を述べる場面があります。
ハラスメント、いじめは、加害者が100%悪人です。
故意によって発生するハラスメントは犯罪であり、交通事故のような過失は認められません。

「いじめられる方が悪い」という論に、300年理念を掲げる株式会社イメジンは断じて反対する次第です。その上で、どうハラスメントから身を守るかの話をしていきますね。

【マジで】こんな人は退職・離職を考えることをおすすめします

まず。

モラハラ・パワハラ・いじめなど、職場に行くと体が具合悪くなるまで環境的に追いつめられているなら、退職・離職がおすすめです。

理由は、環境変えたら秒速うつヌケできる可能性が高いから。

環境起因うつがメインの場合、その環境から離れるだけで秒速うつヌケが可能!はよストレス過多の過緊張地獄から逃れて新天地でのびのび深呼吸しよ!

というかこのケースはわかりやすく「辞めた方がええんちゃう?」と本人も他人も察しているもんなので、あまり迷う余地がありません。


ただしこれには2つ懸念があります。

1つ目は、うつ病は治りづらい慢性疾患の難病という事実。日野は10年選手ですが世の中には50年選手だって珍しくありません。一生うつとつきあう覚悟を固めて生きている人もたくさんいます。そんなことにはイメジンのうつヌケハックがさせませんが(1年でうつ病をほぼ寛解までもっていける!)

とにかくこの病気は、手術して治るとか寝てれば治る系のやつじゃないことは覚えておいてください。一般的に難治です。

2つ目は、いわゆる「いじめられっ子気質」のままでいると、どこに行ってもその気質が新たなパワハラを生んでしまうのです。

私はいじめられっ子気質を直さなかったがために、30年近くモラハラパワハラセクハラの餌食になり続けていました。

要するに再発防止策を自分にできる範囲で、それなりに講じてから再就職しましょうねってお話なんですけど、これが難しい。


パワハラやいじめは、やる方が100%悪いです。

でも「どこに行っても被害を受けやすい」場合、自分で自分を守りきれていないことも多い。

嫌ってはっきり言わない。苦手な仕事やキャパオーバーの業務も笑顔で引き受ける。自分への悪口やイヤミを笑ってうなずいて受け止める。なんでも「すみません」を言って「自分が悪いから」という帰結にもっていく……


このような行動が生むのは、対等でない関係性です。

人間は対等性を失った瞬間、倫理感や道徳心が崩壊しやすくなってしまう、弱い生き物です。

あなたは悪くありません、でも今後は自分を大切にするために、イヤなことはイヤ!!!と叫べる下地を作るべきではないでしょうか。


私は、休職や退職をするなら、自分の身を守る練習を数ヶ月かけてやった方がいいとあえてアドバイスします。

その詳細については明日更新予定!!

イメジンのうつヌケハックでは「できるなら、少しずつお仕事」を推奨する理由

さて、うつヌケハックでは基本的にうつ病人も働くことをおすすめしています。

うつ病人の就労をおすすめする理由は、すっごくシンプル!

「自分をダメ人間だと思わなくてすむ」からです。

令和になって3年が経ったと言っても、日本の風潮は「働かざるもの食うべからず」。職業欄が無職というだけで極寒シベリアの北風にさらされます。


仕事をしていれば、社会とどこかでつながれる。

仕事をしていれば、誰かの役に立てる。

人間は社会的動物です。つながって、役に立って、はじめて生きている実感が湧くのです。


死と生のはざまで命がけの綱渡りが、うつ病。命綱やセーフティネットになりうる「心配してくれる人」の存在は、多いに越したことはありません。

あとうつヌケには金がかかります。……ここまで言えばわかるな?

仕事で社会との接点を保っておいてほしいマジな理由とは

うつ病は自分の身体機能を壊して、自分の命をギリギリのラインで保護する体の緊急施策だと私は判断しています。

「誰とも会いたくない」
「朝、起きあがれない」
「ミス連発。みんなの迷惑になってる」

それでも毎日、あなたに笑いかけてくれる人の存在が、必ず生きる上での重石になる。

この重石を捨てるのは、かなりリスキーだと私は思います。


もともと、無気力と集中力・判断力欠如の症状が出るうつ病は、引きこもりに直結しやすい性質を持ちます。

一度長期の就労なし状態に陥ると日の当たるところに戻るのが難しいのです。

気力という問題なんかじゃありません。社会の仕組みがそうなのです。

正確には、1人数十万のコストがかかることも珍しくない人材採用の現場はシビアで、採用担当者はなるべくなら「リソース確保とはいえ社風に合う、景気のいい人と働きたいな」と考える。弊社ももちろんのこと、どの会社も、慈善や親切で回るほど企業経営は楽ちんではありません。

後々のことを考えた時、「長期の就労なし」というハンデは負わないに越したことはない。

ただ、バイトや派遣、副業レベルでもちまちま稼ぎ続けるのは必ず強い生きる力になるので◎!週5フルタイムだけが仕事じゃないです!


私は副業レベルでWebライター活動をしていた、ほぼ無職の時代が10年近く続きました。そもそも具合が悪すぎて学校に行けないし就活もちろん未経験。就労経験もないし、せいぜいがバイトに行ってモラハラを受けて3ヶ月で辞めるのを繰り返すだけ。親は働けとせっつかなかったものの(うちの親、そこがすごいねん!!)自分を責める要素の1つが「無職」であることでした。


「世の中から必要とされていない。

よし、死のう。」


絶望は死に至る病だと哲学者キルケゴールは言いました。実際、勢いが良すぎて運が良いと、人間は死にます。

自分に絶望する要素は少ない方がいいんです。今日の仕事があり、明日のご飯があり、自分の仕事がどこかに届いて人の役に立っている。

リスク回避と、自分を責める要素の削減、人の役に立てる仕組みの中にいること、生きてうつヌケするための軍資金の確保など、仕事を続けるのはいいこといっぱいあるんです。

今まさに職場パワハラ・モラハラで苦しい方へ

パワハラ・モラハラで今まさに苦しい方。うつ病になって休職を考えている方。

実際にはさまざまな要因が重なっているので一概には言えませんが、どうしても言わなければなりません。

「退職すれば次の職場が楽園というわけではない」のを承知した上で、覚悟を決めて自分の生き方を定めていくことをおすすめします。あなたがあなたを守ることが1番簡単なんです。


当然、ハラスメント被害においてあなたは悪くないのです。モラハラをしていないあなたの方が加害者より7000倍立派です。

加害者はもちろん罰を受けるべきですし、できれば加害者には一生社会に出てきてほしくないと、そう願うことだってあるでしょう。体が壊れるほどの恐怖を与えた人間には罰がもちろんふさわしい。


でも次は。次こそは被害に遭わないために。


どんな仕事を、どんな人としたいのか?

それをちょっと、腰を据えて考えてみませんか。

私は幼稚園のころからいじめられっ子で、あらゆるハラスメントを引っ被って30年近く生きてきました。

今は誰もが私を大切にしてくれます。他ならぬ私自身が、私を害する人間をコテンパンにするからです。

環境起因うつのファクターの大半は、いじめやハラスメントです。それから身を守るために何ができるのか?


あ、セクハラ?

警察に通報しよう♪あれは性犯罪だ!

私も受けたことあるんですけどセクハラするやつ地獄に堕ちとけ。下手すりゃ一生加害者の性におびえて暮らさなきゃいけないのがセクハラです。すごい恐怖を与える行為です。やってるやつ、今すぐやめろ。被害者に謝って罵倒されてこい。今も私、うちの人以外の男性との二人きりがほんとに怖い。

どんな選択も尊い。必ず生きていけるように、日本の仕組みはできている

ただ、

いくらでも生きていけます。


この国ではいくらでも、生きのびられる方法が用意されています。

生活保護、障害年金、給付金、失業保険、行政支援、NPO…

「最低限死なないように」という理念で日本の制度は組まれているのです。


休職も退職も長期離職も、仕事を続けることもすべての選択は正しい。

どうか自分の体と心を大切にできる選択をしてください。

この世の中で、自分を守る選択をすることは、ともすれば怒られ否定されてしまうからこそ。今この時代においては少なくとも、本人が覚悟を固めなければうつヌケはできないんです。


………だーーかーーらーーーー!!

言ったでしょ、環境起因うつのうつヌケ難易度バリ高いって!!!?


自分をいじめる「思考のクセうつ」も併発しているから、このケースの難易度がめっちゃ高いの!!なんなら「いいの、わたしが悪いってことにしておけばみんなうまくいくから」ってまるくおさめようとして長期化!悪化!慢性化!


そういうの、いやだ!

誰かに守ってもらうためには、自分がまず自分を大切にする必要があるんです。

そうでないと人間は「雑な感じに扱うのがこの人は心地いいのかな?」って勘違いして空気読んだ結果その通りに接しちゃうから!


ぶっちゃけ同じ会社に何十年もいなくていい!!!!

フリーランスとかで業務委託の請負契約で、成果物だけちょまちょま上げてカフェでモーニングトーストかじりながら仕事するとか、そういうライフスタイルもこれからアリだと思う!

中卒・企業就労経験なしの日野もフリーランスで生きているし、これからは転職上等!パラレルキャリア上等!フリーランス上等!

今後来るであろうアフターコロナ時代、ITの恩恵で自由に生きられる土台が、どんどん整っていく時代になるはずです。弊社も、その一助になるようなサービスをどんどん展開していっております。

自由であることが許される時代。

うつヌケにぴったりの時代がやってきます。


っていうか、なんだか生きづらい感覚で悩み、かつ「300年理念」がすとんと腑に落ちたあなたは、

イメジンにおいで!!!

Wantedlyはこちらから☆

次回「3ヶ月の休職でうつ病は治せるのか?うつ歴17年が休職期間中やることをガチ回答」お楽しみに!


今日のイメジン紹介「カタリテ」Twitter中の人に聞いた魅力その②

BtoB商品・サービス宣伝プラットフォームサイト「カタリテ」

カタリテの担当者(弊社公式Twitter中の人)のお話の続きです。


ーー今後、「カタリテ」ではどんな企業様に掲載していただきたいですか?

「(イメジン公式)Twitterのフォロワーさん達にぜひ掲載していただきたいですね。実は営業のダイレクトメールを送らせていただいているんですけど、皆さん中の人がとても素敵で!「カタリテ」だから皆さんの問題解決をお手伝いできること、たくさんあるんです」

ーーBtoB商材って、SNSでも宣伝するのがすごく難しいですし、「カタリテ」ならBtoB企業様同士が気軽につながれますよね。

「そう!SNSで頑張っている皆さんに、カタリテも使ってほしい!!」

ーーっていうか掲載だけならタダですしね。「カタリテ」。

使わない理由がないんですよ!!!無料で、30分でスタイリッシュな宣伝記事が書けるんです。専門スタッフの技術を尽くした記事フォーマットは自慢ですね。商談取り放題の有料プランでさえ月額20,000円。安い。今後値上げするかもしれませんが、破格のサービスだと思います。」

ーー今って、どんな買い物や契約でも、事前にネットで評判とか調べるじゃないですか。「カタリテ」に掲載するだけでお客様の安心材料が増えて、企業様としては他社商材のと差別化につながるんですよね。

「そう。

もう、

なんで掲載しないの、カタリテ!!って感じですよ!!!」

BtoB商材・サービスの宣伝ご担当者様はこちらから同業他社と差をつけられます↓


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?