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rakugaki_111「美術館へ行こう!【千葉編】ホキ美術館」


ホキ美術館

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
ただ「ブーム」の期間は、集中的に「美術館」に出かけているので「ブーム」なんですね。
このブログでは、私の大好きな「美術館」に出かけて、観賞した「美術展」の感想とともに、「美術館」の魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「ホキ美術館」は2010年に千葉県千葉市緑区あすみが丘東に、主に現代日本人画家による緻密な写実絵画の専門美術館として開館しました。
「ホキ美術館」には一度だけ訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2013年5/23-11/10「光と風をかんじて・・・展」

光と風をかんじて・・・展

ポスターで見かけた写実絵画が気になって、ちょっと遠いですが初めて訪れてみました。
ホキ美術館です。

初めて訪れる美術館。
それも少々遠い美術館ということもあって、ちょい下調べをしました。
珍しい名前だなぁと、ずっと思っていたんですよね。
「ホキ」って何?って。
ホキ美術館の代表取締役が保木さん。
ああ、そういうことね。
先代の父親が創立した美術館だそうです。
2010年11月にオープンした、まだ新しい美術館。

ホキ美術館は、日本初の写実絵画専門美術館です。
画家が時間をかけて1枚の絵と向き合い、こつこつと緻密につくりあげた作品を目の当たりにすると、絵は、現実以上に多くのことを語っているのを感じる・・・。
そういうコンセプトの元、巨匠から若手まで約50作家350点の写実絵画を所蔵している、世界でもまれな「写実の殿堂」を目指した美術館みたいです。
美術館自体、2011年に日本建築家協会より「日本建築大賞」に選ばれた、素敵な美術館なんですね。

本美術展は所蔵作品の中から「光と風」をテーマに23名の人気作家の約60点を選んで構成されているそうです。
あぁ、なるほど!
ノリはブリヂストン美術館(現:アーティゾン美術館)と同じ、所蔵作品の中での編集企画展なんですね。
それにしても、ここまで徹底した写実だけに拘った美術館って、本当に珍しい。

まずは美術館を隈なく一周します。
写実だから想像する余地がない、なんてことはありません。
写真に変わる写実ではなく、想像を膨らませる写実。

ギャラリーの一部がユニークな建物。
全館LED照明、ピクチャーレールのない展示など、ユニークな美術館内を回覧します。
いや、これ「写実」に絞っているため、常設展も含めて一つの企画展みたいです。
ギャラリー(部屋)は全部で9部屋あり、ヘッドホンではなく絵画の横にスイッチがあって、押すと音声ガイドが流れる装置などがあるギャラリーもありました。
人物、静物、風景・・・全てが違うテーマだけど全てが写実というフィルターを通っている。
一枚一枚が緻密で描き込まれていて、本当、見応えがありました。

一周したところで、美術館内のレストラン「はなう」でランチした後、基本、所蔵作品展示なので、もう来ることもないかもと眼に焼き付けておこうともう一周しました。

行きは土気駅からバスで来たのですが、帰りは腹ごなしも含めてぶらぶら散歩がてらに駅に向かいました。

うぐいすが鳴いています。
気持ちの良い陽気の一日でした。


以上、ホキ美術館での美術鑑賞でした。

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