見出し画像

rakugaki_109「美術館へ行こう!【東京編】江戸東京博物館」


江戸東京博物館

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
ただ「ブーム」の期間は、集中的に「美術館」に出かけているので「ブーム」なんですね。
このブログでは、私の大好きな「美術館」に出かけて、観賞した「美術展」の感想とともに、「美術館」の魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「江戸東京博物館」は1993年(平成5年)に東京都墨田区横綱に東京都立の博物館として開館しました。
施設の老朽化により2022年4月1日から休館しており、2025年にリニューアルオープン予定となっています。
「江戸東京博物館」には一度だけ訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2016年1/16-4/10「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦」

レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦

江戸東京博物館は2度程通り過ぎたことはあるのですが、中に入るのは初めてです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの美術展と言えば、2015年9月に京都文化博物館で観た「レオナルド・ダ・ヴィンチと≪アンギアーリの戦い≫展 ~日本初公開≪タヴァラ・ドーリア≫の謎~」で、レオナルド・ダ・ヴィンチの模写展みたいだなぁと思った記憶が新しいのですが、今回は最低でもご本人の品とされている「糸巻きの聖母」が観られるとのことで行ってきました。

本展は日本とイタリアの国交樹立150周年を記念し、イタリアが生んだ天才レオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会を開催するものだそうです。
今回の展覧会では、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、日本初公開の絵画《糸巻きの聖母》(バクルー・リビング・ヘリテージ・トラスト)と直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』(トリノ王立図書館)を中心に紹介されるものだそうです。

《糸巻きの聖母》は、イギリスの貴族バクルー公爵家が所蔵し、レオナルドの故郷イタリア、作品のあるイギリス以外の場所では初めての出品だそうです。
また、レオナルドの手稿の中でも人気の高い『鳥の飛翔に関する手稿』も、日本初公開だそうです。
このほか、花や子どもを観察した日本初公開の真筆素描7点(うち1点は弟子との共作)、レオナルド派による日本初公開の珠玉の絵画、神話化・伝説化されたレオナルドの生涯を表した版画など約70点と、素描から忠実に再現した関連模型を通じ、天才の挑戦を体系的に展観するものだそうです。

この情報から読み取ると、レオナルド・ダ・ヴィンチご本人のものは、「糸巻きの聖母」と手稿と一部の素描画ぐらいですね。
ま、今回は「糸巻きの聖母」一点狙いですね。

なるほど~!
やはり模倣展ですね(笑)
「糸巻きの聖母」一点狙い、正解です。
この展示だけ並び方を制されるのですが、さほど混雑もしていないため、じっくりとはいきませんが正面から観ることが出きました。
それだけでも前回観たレオナルド・ダ・ヴィンチ展より収穫はあった気がします。


以上、江戸東京博物館での美術鑑賞でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?