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rakugaki_112「アメノカガミノフネ」
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みなさんは「ガガイモ」をご存じでしょうか?
夏に花を咲かせ秋に実を熟す「ガガイモ」は古名で「加々美(かがみ)」と呼ばれていました。
古名の「かがみ」に、実の形状が芋のようなことから「カガミイモ」→「ガガイモ」と呼ばれるようになったと言われています。
実はこのガガイモ、日本神話の古事記にも登場するんです。
大国主命(おおくにぬし)が国造りをはじめようとしたとき、天の羅摩(あめのかがみ)の舟に乗ってやって来た少名毘古那神(すくなびこなのかみ)と協力して日本の国造りが行なわれたと記されているそうです。
そう、ガガイモの実が熟して種が飛んでいって半分の殻になったものが、アメノカガミの舟なんですね。
こうして実際にある植物の実が、神話の小道具として使われているのが面白いですね。
ガガイモの花とこの神話に出てきたガガイモの実であるアメノカガミの舟をアクセサリーにと考えました。
「アメノカガミノフネ」というピアス/イヤリングをデザインしてみました。
少しコンセプトに寄り過ぎていて、アクセサリーのデザインとしてどうなのかが懐疑的なので、今のところ作品化は見送りです。
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